3月25日(土曜日)
今年初めての連休に前日より何処へ出掛けるか迷いました。
数日前に嫌な夢を見たのです、それはことごとく出掛ける先で「ボ」なのです、
確かに山登りは好きですが私も釣り人、渓魚の顔を見なければ始まりません。
それではと浅い里山源流域の山女魚の沢に出向く事に致しました。
場所は新制水上町のとある沢に決定し、朝6時現場に到着、気温は−3度でした。

  

今日は沢伝いに結構歩きますので食料や着替えをザックにたっぷり詰め出発です、久々にウワー!重いです。
大丈夫かなー、心配ですが晴天の林道を鼻歌交じりで登り始めました、しかしそれもつかの間、
10分もしない内にうめき声に変わっていました、何とも情けない体力の落ち込みです。

  

1時間ほど登り竿出しをしますと、元気の良い木っ端山女魚が掛かります、スレていない山女魚は掛かった
山女魚の口元に餌を横取りするべく群がります、追い払うのに大変な山女魚釣りなんて久々です。
何時も感じることですが、山女魚にも沢の上と下ではパーマークに変化が見られます。

  

良型の山女魚も時折掛かりますが、どれも錆の入ったダイエット終了の体型、即お帰り願いました。
参った事に接写で撮った写真は殆どボケていました、まだ慣れないデジカメに手こずりました。
マクロで撮れば良かったと後から気が付きましたが、後の祭りですね。

  
餌もブドウ虫を1パックしか持ってきなかったので不安です、午前中で残り少なく成っていたのです。
昼近くに開いた沢でノンビリ昼食です、沢の水で湯を沸かしインスタント麺とオニギリで空腹を満たし、
お決まりの珈琲で至福の一時です、多分これが釣りをやめられない要因かも知れません。
そのまま1時間近く転寝をしてしまいましたが、目覚めた時に何か充実感も満腹に成ったようです。
これが最高の渓流釣りなんだろうなー、などと勝手に自分に当てはめてしまいました。
午後は別の沢伝いに竿を出しながら戻りましたが、餌不足で殆ど景色を堪能するに至りました。

  

岩魚では有りませんが、可愛い山女魚達に逢え本来の藪沢に入れ充実した1日を過ごす事が出来ました。
午後は13度にも上がりとても暖かでした、確実に春は来ています、直ぐに好きな奥域にも入れる様に成るでしょう。

  

今年は例年より厳しい仕事内容に出掛ける機会が減少するような気配ですが、我に鞭を打ち、
出来得る限りに釣りを通して沢山の方々と交流を設けたいと思っています。



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