4月8日(土曜日)

幸いに本日出掛ける事が可能に成り、少し早めに家を出ました、行き先は片品川支流、
とってもメジャーな枝沢の源流域です。
現地に着いたのが午前3時半でした、ノンビリと朝食を食べながら時間をやり過ごし、
4時半頃には身支度を整え薄暗い山へ向かおうとしましたら、1台の車が後ろに着きました。
私の姿を見て断念したかのように車の向きを変えましたので、車に近寄りご一緒いたしますか、
と声を掛けたらハイッと嬉しそうに返事が返ってきました、薄暗い中2人で入山です。
聞きましたら61歳と仰っていましたが、とても健脚な方で釣れなくてもこの渓相を見ているだけで満足と
言われ嬉しくなりました、暫く釣り談義に花が咲き楽しい一時を過ごさせて頂ました。
この方は中流域を探って帰るのとの事なので、途中お互いの健闘を祈りお別れしました。
約1時間40分を掛け上流域に着きました、3年振りの久しい渓です。


      

今日は深部にて一人BBQをするつもりでザックが重いです、午前7時釣行開始です。
気温−3度水温5度、活性悪そうですが、早速に岩魚君が挨拶に訪れてくれました27cmです。
待ち兼ねた綺麗な水の綺麗な岩魚に心が弾みます、改めて岩魚釣り人なんだナーと実感しました。

      

雪も圧雪状態なので比較的歩き易かったですがスノーホールに何度も落ちました。
当たり前の事ですが、単独での雪中行軍は無理をしないように至る所に気を配りました。

      

竿の修理が済んでいないので今日は沢幅に合わない3.6ズームに8号岩魚鉤、糸0.8、
仕掛け長1.5mの提灯仕掛け、餌はブドウ虫です。


      

先週のカワガラス君が気を回してくれたかの様にポイントでは良型が上がります、尺こそ
出ませんでしたが、20〜28cmの岩魚がカワガラス君にお礼を言いたい程上がりました。

      

ひつこい程送り込んでも口先に掛かる程度の浅い食いですが、活性の上がる頃は楽しみです。
今日はその中の28cmを2匹、妻と私の分としてキープさせて貰いました、感謝。

      

9時半頃からの雪が本降りとなり、1人BBQは断念とし10時には撤収する事に致しました。
源頭部まで入るつもりでいたのですが、楽しみは雪代の落ち着いた頃に持ち越しです。

      

雪の中1人で薄暗い林道を滑り落ちる様に下山です、物凄い早さで戻る事が出来ました。
この渓は熊の出没が特に多い為、熊除けの鈴を2種類下げて臨みました、遭わなくて良かったです。

      

釣果を諦めて渓相の写真だけと思っていましたが、この時期にしてはまずまずの成果に
自身でもビックリの半日でした、やはりカワガラス君のお礼参りが有ったようです(これまた感謝)
 



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