5月21日(日曜日)
今日は釣り友のツカさんと同行です、午前3時半に片品川支流某渓に到着しました。
やっと白み掛けてきた中で支度を整えいざ出陣です、お互いライトを点灯して山道を歩き始めました。
今日は一気に源頭部まで上がる予定でしたが、辺りを確認出来る様に成り川を見ますとビックリ!大増水では
有りませんか、昨日の雨と雪代で水位が異常な程上がっています、笹濁りでとても良い感じですが、白泡が
いきり立っています、とても枝沢とは思えない(私には本流仕様です)流れに、釣れるだろうかと不安が過ります。

登り始めて5時も過ぎますと朝日が差して新緑が眩しく写り、とても綺麗な雰囲気に来て良かったと実感致しました。
8合目辺りで7Kmは登ったと思います、とうとうお互いに我慢の限界が来まして竿を出す事に決定です。

今日は5.6ズーム、0.8フロロ、8号岩魚鉤、4B×2、ブドウ虫、ミミズで挑戦でしたが、
濁りがきつい為殆どミミズでした。
ツカさんは急流の緩みで見事に誘いを掛けて順調に釣果を伸ばしています、私がシランプリをする様な4級ポイントで
結構な良型も拾い上げています、私は3級ポイントで楽しんでいましたが、其の差は歴然です、参りました。

途中に綺麗な滝の流れ込みが何箇所も有りました、普段は落ちていない筈ですが、又これも綺麗です。
軽食を取り9合目辺りでツカさんが、前に釣り人がいるよと叫びました、信じられませんでしたが100m程先に
竿を出している人が目に入ってきました、どうしようか思案の末、源頭部は彼に譲る事に致しました。
一人で良く此処まで上がって着たものだと感心し其の度胸と、私達もソコソコの釣果を見ていたので気持良く
撤収に切り替える事が出来ました、彼が降りてきた崖の踏み跡を辿り林道に抜けました。

途中湧き出ている水の美味かった事、幸せこの上ないです、日頃の喧騒を離れ眩しい渓の緑に包まれ、
釣りと言う趣味で繋がった歳こそ離れてはいますが釣り友に感謝です、今日は少し無理をしてしまいましたが、
やはり同行者に対する気配りも重要な事ですね、結果見事にリフレッシュが完了致しました。


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