6月4日(日曜日)
腰の痛みを押してまで無理をしないつもりでいたのですが、午前1時、2時、3時と1時間置きに
目が覚め、とうとう4時の目覚めで覚悟を決め家をでました。
そのまま工場に釣り道具を取りに行き、一路沼田方面へ向かいました、
この時点ではまだ気持ちの整理が付いていませんでしたが、現地に着きシューズの紐が結べた事で
GOのサインが確立されました(アホです!)
気温14度、霧雨、5.6ズーム、0.8フロロ、8号岩魚鉤、3B、ブドウ虫(白と緑を使用)。
暫く林道を歩きましたが、腰に違和感も有りません、ザックを背負っての遡行に問題ないようです。
ガレ場を上がりいざ釣行開始と成りました、細沢釣りで岩魚狙いの釣り人にはたまらない渓相です。
 
いきなり目印が引き込まれて行きます、遅れ合わせを入れて引き込むと水面でポッチャン!
こんな事が暫く続きました。
 
そうして2度と出てはくれません、やむなく食わせ釣りに変更です、嫌と言うほど食わせますが、
それでも浅掛かりです。
どうも私の釣り方が下手に成ったようです、餌のブドウ虫を緑に変えてから何とか充当な
釣果に成りました。
 
活性はスコブル良いようです、レギュラーサイズの20前後は申し分のないほど掛かります、
今回はリリースサイズが1匹も掛かりませんでした、27クラスは慌てる程に引きが楽しめました。
源流域の岩魚は何時見ても綺麗です。
 

 
尾鰭に欠損が見られる岩魚も数匹上がりましたが、残り少ない命ですので緩みを見付けて
戻してあげました。
 

 
苔生した岩場に濡れて光る新緑、渓相に不似合いな不気味に鳴くカエルの声、そして節操のない親爺、
何ともミスマッチですが、こんな素晴らしい景色の中にいられる事は実に贅沢この上ない事ですね、
大自然のオーラに包まれすっかり腰の事は忘れていました(言い訳です)
 
5時間ほど釣り上がりますと源頭部も近く、既に棲息不可能な水流です、これ以上は体力的にも
難が有りますので下山と致しました、下り、これが結構くるんですよネ〜。
え!何がって?好きで出向いたのですから何も言えませんハイ!



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