6月25日(日曜日)  2006

今日は竿を忘れて沼田市と前橋市を高速で2往復してしまいました。
結果的に直ぐに入渓出来る小さな種沢を選択し入る事に決定しました。
4年前よりポツリポツリと上がり始めていた虫食斑紋岩魚が外来魚のブルックトラウトでなはいかとの
ご指摘に写真を群馬県資産試験場の技師さんに見てもらいましたが、背鰭の模様が出ていないとの事で
ブルックとは言い難いとなり、私が思っていた異種岩魚との交配説が此処で浮かび上がってきました。
しかも在来のニッコウ岩魚や武尊岩魚は全滅、全てこれに入れ替わっておりました。
しかしこの種沢を再生すべく仲間の皆さん方が協力を申し出てくれたのです、感謝致します。

「この種沢再生に付きましては再生後の場荒れを考慮し、釣り仲間にて実行致しますのでご理解の程
宜しくお願い致します、沢山の方々からメールを頂き感謝しております。」


  
     「このように背中にかけて虫食い状斑紋で、白い点斑紋が異様に大きい物」   
      
今回は釣行記の詳細は書きませんが、中央に私のくだらない釣法で釣り上げた泣尺岩魚もどきの
てんまつを一ひねり書かせてもらいました。
  

  

仕掛けを50cmほどにし、餌の付いた鉤を竿の2番辺りに貼り付けます、竿から落ちないように上に向け、
木々の隙間からポイントに竿を入れます、竿を廻して餌を下に向け竿尻を軽く叩きますと、
貼り付いていた餌がポイントにポトッと落ちます、後はお決まりの竿の見事な撓りです。
強烈な引きで尺上物と確信しました、竿尻を固定しタモを持って捕獲です。
しかし残念ながら2cm足りません(何てコッタ!)竿が入れられない場所の駄釣法でした。

      

  

  

  

昨年の日記です、わずかにニッコウ系の岩魚が釣れています、http://fine.ap.teacup.com/kura-t/52.html
ただこう思っています、何年掛かっても必ずや元の沢に戻そうと。



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