9月16日(土曜日)
今回の釣行は釣り人の荒んだ行為を受け、私の少なからずの心の色をモノトーンにて表しました。

今日は「徒然釣行記」のoldflymanさんとの同行です、前日の打ち合わせで早目の出立と予定して臨みましたが、まさに禁漁間近と重なり、
メジャーな渓は銀座と化して居りました、尾瀬界隈の渓ヘノンビリ入ろうと言う事で入りましたが、既に暗い内からライトを点灯し我先にと
上って行きます、私達も数組後に林道を歩きましたが、暫くすると釣り竿を携えた2台の暴走族がナンバー不装着のまま爆音を残して
追い越して行きました、間違いなく先人も頭を跳ねられた事でしょう、これは許し難い行為です、釣りをする資格など到底有る訳も無く
違法行為です、また駐車場で言葉を交わす釣り人や、行き交う釣り人を見ますと殆どの人が無鑑札のまま入渓しています、ハッキリ言わ
なくとも密漁です、皆でやれば恐くないと言う歪んだ仲間意識なのでしょうか、モラルの低下の甚だしさには虚しくも有ります。
この時点でoldflymanさんには片品界隈の渓巡りに為るかもと承諾をして貰い、雰囲気を味わって頂く程度の遡行とする事にしました。
私達は先鋒の方と入渓場所を打ち合わせて入渓しましたが、前日までの長雨で雪代状態の大増水には驚きました。

 
「朝靄に煙る尾瀬の山々」                   「前日までの長雨で大増水!」

僅かに残る淀みからお互いリリースサイズの岩魚には巡り逢えましたが、しっかりと映像に残すほどではありませんでした。

 
「何とか顔を出してくれたリリースサイズ」             「支流に注ぐ小川を這い上がります」

 
「両刀使いのoldflymanさん、餌にて」                 「置き竿で釣れた良型山女魚」

気持ちを切り替えて早い内にけじめを付け他の支流巡りへと移行する事に決定、されど銀座化した支流には何処も釣り人で賑わって
居りました、つくづくに皆さん釣りが好きなんだナーと感心も致しました、もう直ぐ禁漁ですものネ、自分もそうですから(汗)
結果、来期に繋ぐ渓巡りと楽しい釣り談義でoldflymanさんとの交流を深める事が出来ました、ありがとうございました。



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