[2006年11月26日]

26日(日曜日)午前7時気温0度、晴れ 「片品村塗川一掃作戦決行日  *下部にスナップ写真を追加しました。

不法投棄物の収集や回収をするに当たり、関係機関への了承や承認に手間取りネット上への告知が遅くなり皆さんには
大変ご迷惑をお掛けしました、また雪の心配があり11月に早めてしまった事お詫びいたします。
告知時点で、沼田警察署、沼田土木事務所、片品村役場、利根漁協、の承認は取れましたので、参加していただける方には
安心してきて頂ける事に成りましたが、やはり心配なのは天候でした、積雪を見るようでしたら即中止にしなければ成りません。
告知をしてから徐々に参加表明の方が増えてきましたが、私の様な名も無き釣り人のサイトには訪れる人も少なく正直不安でした。
しかし賛同してくれた方の善意を裏切っては男が廃ります、何人でも仲間の皆さんと絶対やり抜こうと心に決めました。
そんな中、NPO法人「自然を考える釣り人の会」のTokeiさんが参加協力を申し出てくれました、実に頼もしい協力者です。
総勢16名程の有志の集団に間違いなく成功すると確信が湧き、今日に至りました。 
川場村にある、「田園プラザかわば」道の駅に午前7時集合です、皆さん挨拶を終え、塗川の現場へ向かいます。

   
    「塗川駐車場にて」                   「橋下にてタイヤを上げます、大変です」

ゴミ回収場所に直接来てくれた仲間と、片品村役場のお2方と挨拶、早速収集場所を配分、Tokeiさんチームは種沢の粗大ゴミをツカさん
の案内で収集に向かい、残った私達は東俣沢へ向かいました、武尊スキー場入り口に車を止め林道下に投棄してある洗濯機や冷蔵庫、
タイヤなどロープで吊り上げます、それは大変な作業でした、途中猟友会の人達を巻き込んでの作業に笑いも出てきました。

   
    「洗濯機、ロープで括ります」             「吊るして引き上げます、落ちたら危険!」 

   
「川の中ほどのビデオデッキ」                 「猟友会の方を巻き込んで」

   
「大量のドリンク瓶、それは凄い数でした」         「Tokeiさん達が吊り上げた粗大お宝」

ここで3人の女性陣は見事なまでに小さいビン類をまとめ上げています。やはり片付け事は私達の比では有りませんネ。
そうこうしている内に種沢の収集組が戻り私達と合流しましたが、積載された粗大ゴの量にビックリでした、チエックした量より遥かに
多かったのです、大事な種沢にこれほどの量とは参りました。
全員で東俣沢林道下の不法投棄物を持ち上げます、片品村役場の方は感心するほ程に一生懸命動いてくれました。
皆さん和気藹々と作業に取り掛かってとても和やかな雰囲気で進んでいます、やはりこうでなければいけませんネ。
釣り友のやなさんのお子さんなどはそれはもう頑張って集めています、脱帽です感謝。
収集したゴミを何度も回収場所まで置きに行かなければ成らないほど量が有ります、本当に驚きの量です。
奥へ行けば行くほど隠れた粗大ゴミが目に付きました、これでは切がなく体力にも限界が有ります。
今回はある程度の範囲に留め終止符を打つ事にしましたが、また機会を作り再開したいと思っています。
全員ゴミ回収場所まで戻ろうと歩き始めた時に、地元上毛新聞社の方が駆けつけてくれ今回のイベントを取材してもらいました。
私も善意で集まってくれた皆さんの記事が掲載される事に大賛成です、読まれた方の僅かでも共感して貰えれば幸いです。
その記事は翌日の27日にカラーで掲載されていました、皆さんの活動が報われた証です、とても嬉しかったです。

   
  「厨房機器から洗濯機、はては雀荘の椅子まで!」       「捨てずにタイヤの引取り料くらい払いなさい!」

最終的に集めた粗大ゴミを見て各人驚きの声が上がっています、それにしても結集されたパワーは凄い、、捨てるのは簡単ですが、
収集する事の「厳しさ」「辛さ」「大変さ」「危険さ」「難しさ」これを投棄する人に判って貰いたいと願うばかりです。
お別れに片品村役場の方から美味しいりんごのお裾分けを頂きました、旨かったです、ご馳走様でした。

   
【収拾を終え頼もしい皆さんと、それから11月27日付の上毛新聞朝刊】


最後に、急な告知にも係らず都合を付けて頂き今回の一掃作戦に携わってくれた釣り友の皆さん、ありがとうございました。
自然を考える釣り人の会」小峰吐渓さん、吉田よしみさん、会の皆さん方、ありがとうございました。
一生賢明に動いてくれた片品村役場の皆さん、ありがとうございました。
応援してくれた方々、是非に使って下さいと麻袋を送ってくれた「てんから庵」の杣女爺さん、ありがとうございました。
やなさんのお子さん達、ありがとネ(^^♪ 胃を切除し術後に臨んでくれた新米釣君さん、頭が下がります。
自身のHPトップにて参加者募集の告知を貼って協力して頂いた「岩魚のめ」の鉄腕たろうさん、
及び「加治川の潜水艦岩魚」の潜水艦岩魚さん、ありがとうございました。、
上毛新聞社の記者さん、チョビットお手伝い頂いた猟友会の皆さん、ありがとうございました。
沼田土木事務所企画管理グループさん、ありがとうございました、回収ご苦労様でした。
今回のイベントが成功に納まったのは皆さんの善意の力が結集して為し得た事、これを歩みだしに今後も手に手を取り合い
皆さんとご一緒に自然を愛して行けたなら幸いに思います、お疲れ様でした、そして感謝しています。        「クラ親爺」


「自然を考える釣り人の会」TUJI-Mさんより提供して頂いた、スナップ写真です、ありがとうございました。
欄外では有りますが、活動の大変さを判ってもらえると思います。

   
  「田園プラザかわば、でご挨拶」            「今回初めて私の顔も、中央のオッサン!」

   
「種沢での収集、下から持ち上げるのは本当に大変なんです」

   
「ご覧の通り大変重いものです、渓の為に頑張っているのです」

   
「こうなってくると、自分事の様に夢中で片付けます、頭が下がります」


   
「片品村役場の方も必至で動いてくれました、この方もボランティアです」

   
「Tokeiさんが集めています」               「スッカリ奇麗に成っています」

   
「ツカちゃん、やってますネ〜」                「しっかり片付けられています」

   
「下から上まで拾い上げてくるのです、ゴミ捨て場状態!皆さんでまとめています、ご苦労様」

   
「タイヤ一つでも崖下からはロープで吊り上げます」        「細かい作業の女性陣、根気が要ります」

   
「余りの大物に唖然!」                 「この頃は和気藹々とお友達状態」


   
「終了間際の清々しい青空」                 「作業を終え満足の足取り」

   
        「力を合わせて集めた粗大ゴミ群!」     「此処では私も入って満足の瞬間、皆さん良い顔をしています」

「最後まで見て頂き、ありがとうございました」



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