4月8日(日曜日)

今日は稀に見る連荘釣行です、それも病み上がりの「きまぐれ釣り道楽」のツカちゃんとです(爆)
以前から考えていた事を実効に移すには打って付けの彼に極細沢の同行をお願い致しました。
小さな沢の小さな宝石を見に行きたいと考えていたのです、大物など無縁のこの沢に棲む岩魚はそれをも凌ぐとても奇麗な魚体を
為しています、僅かな水量の中で脈々と生き着いている細沢の天然岩魚こそが私の原点でもあるからでした。

午前6時現着です、既に辺りは明るく時折小雨がパラつく程度で沢釣りには持って来いの状況です。
仕度を整えいざ出陣ですが、ツカちゃんの胸の内は「クラさん、こんな所に岩魚居るの〜」だったと思います、多分。

 
[朝靄の中、可笑しな格好で釣りをしているツカちゃんと続々に現れる天然小岩魚達]

 
[解説は無用と思います、小さな宝石達です]

 

二人で極細沢を釣り上がって行くとその小さな宝石達が次から次へと食い付いてきます、私は8号のままで釣っていましたが、
ツカちゃんたまらず0用の5号に代えた様でした、数は申し分ないくらいに上がります、勿論サイズは諦めて居ります。

  

 

 

この細沢を源頭部まで詰めしっかりと棲息を確認して納竿です、心配なのは育った岩魚を誰が持ち去って行くのかでした。
これだけ稚魚が居るのに良型が目に付きません、リリースをしない輩が入っているのは残念で成りません。

 

沢を降りながらいつも思う事が有ります、良くここまで釣り上がって来たものだと自分でも感心します、呆れるほど。
今日はこの沢を始めに3場所を確認して廻りました、他の細沢では尺上岩魚や、良型山女魚に逢う事が出来ましたが、針掛かり
までには至りませんでした、歩き過ぎて帰りの車の中では2人とも暫く爆睡でした、心地よい疲れに満足の沢巡りでした。
1日沢歩きにお付き合いしてくれたツカちゃん、お疲れ様でした、そして有難うございました。


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