4月15日(日曜日)

今日も小さな沢へ出掛けてきました、お気に入りの沢です。
ここは以前の大水で源頭部の壊滅は推測が付いて居りましたので中流域からの持ち上げ放流をと考えていたのです。
朝6時現在の気温は3度、水温は5度とまずまずの温度です、誰もいない沢に立ち入りますと必然的に心細くなるのは
当然なのですが、竿を出すとその軟弱な気持ちが何処かへ追いやられるのは釣り人たる所以なのかもしれません。
久しぶりにビクを下げ小さな沢の若武者を探しますが、気負いが有るのかタイミングが悪いのか、はたまた腕が悪いのか
一向に当たりが有りません、暫くしてやっとの事で若武者を見る事が出来ました、その後も若武者のオンパレードです。

 
 「あれでも落ち込み!」                    「その小さな落ち込みで若武者」

 
        「あの極小瀑の白泡から(汗)」          「流れに負けまいとする頑張りを尾鰭が語っています」

 
  「あの岩の下に隠れていたらしい・・・」           「知らぬまに掛かっていた良型岩魚、奇麗です」

1匹位はまともなサイズが見てみたいな〜とわがままな根性を知ってか知らずか、疲れたので竿を放り出して一服している間に
目印が右往左往しています、何てこった〜、合わせの堪能なきままズルズルと引き寄せてタモに取り込みハイポーズ、終了!

 
「もはや私好みとしか言い様がない渓相」             「所々の溜まりです、でも居るんです」

既に源頭部近くはガレ場と化していますが、若武者が精進するには申し分有りません、水はあくまでも透明で美味しいです。
そのとても奇麗な溜まりへ彼らを解き放ちましたが、頑張って生き抜て欲しいと願う事しか私には出来ません。

 
       「一番まともな場所へ放ちました」         「沢谷を巻いた帰り道、村道沿いに在った懐かしい風景」

一体この景観はいつまで持ってくれるので在ろうか、岩魚はいつまで居付てくれるでしょうか、私にも分かりませんが、
少しでも延ばす事に役立つなら渓の清掃や岩魚の保存に係って行きたいと思って居ります。
今日使用しました仕掛けや竿は前回と同様で有ります。

また日記をお読みに成ってメールや掲示板にて大変有難いお言葉を頂いて居りますが、とても嬉しく感激して居ります。
この場を借り改めてお礼申し上げます、有難うございました、今後とも宜しくお願い致します。 「クラ親爺」




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