4月29日(日曜日)

初めに最終釣行先の源流域での渓相は岩魚の姿のみに限定させて頂きます、大変希少な源流域を保護する為にも渓相で場所が
特定されてもいけませんので支障無き写真を貼らせて頂きます、この流域がこれからも更なる活性が上げる事を願い、
2人で話し合いその様に致しました、申し訳有りません。


余談ですが、今後私と同行される方も多いと思いますので一言、私は3歳の時に深さ5mほどの貯水池に落ち
死に掛けた事が有ります、助けられて今こうしていますが一切の記憶は有りません、でも腰辺りの深みに入ると動悸が激しくなり
とても不安に成り固まってしまいます、恐らく記憶に無くても脳裏に焼き付いてトラウマに襲われるのだと思っています。
釣り友はこの事を良く知って居り深みでは手を携えて上手くサポートしてくれます、とても感謝しています、恥ずかしい話ですが
深みでは釣り処では無くましてや集中力など皆無です、この事が私を薮沢好きな釣り人へと向わせてしまった要因なのです。

今日は釣り友「きまぐれ釣り道楽」の管理人ツカちゃんとの同行です、それも2年振りの新潟遠征で有ります。
午前2時に相方邸を出発、一路新潟へ向います、途中魚の川近辺では朝霧で前方視界が無く危険でしたが、朝霧の発生時は
好天に恵まれる筈です、現地に着いた時には-1度でしたが、帰路に付く3時頃では18度を指していました。
今日は2ヵ所ほどの源流釣行を計画して臨みましたが、1ヵ所目の渓でお互い良型で「ボ」を解除し、ノンビリと幾沢かの偵察も
兼ねながら目指す源流域へ向いました、やはりGW何処も千客万来で新潟と言えど群馬と同じです。

 
「クラさんおいでヨ^^;・・・ヤダ!                  「ホラ〜こうやって垂らせば・・・」

 
「ホラ〜、釣れちゃったヨ〜(^^)v」                  「迎えに行こうか〜!・・・ウン(^_^;)

 
「本日はピーカンです」                        「終わり際のカタクリ」

 
「これを見ると私でしょ!」                   「誰かボ〜ット立ってます!」

私の釣りは上流域の更に上の源流域での釣りですので行ける所までは車で上りここぞと言う所で徒歩に切り替えます。
今回は何時もより趣の違う枝沢に入りましたが、そこへ行き着くまでに命懸けの高巻きを3ヶ所もクリアしなければ成りませんでした。
高巻きの途中、掴んでいた木が片方抜けた時、流石に心臓が氷付きました、甘く見ていたバチが当たったのでしょう。

 
「何でオイラが撮らねばならヌ、デケー!」                「見事タモでキャッチ(^^)v」

 
「居付の風格が良いですネ〜!」                「ア”〜お口が開いてしもた(・.・;)」


ツカちゃんがこの源流に入る時、これ以上の釣果は無いよねとタモを置いて行きました、タモを持たない時は必ず尺が掛かります、
前回の時も私のタモでキャッチです、今回も置いてきたのです、と言う事は・・・
そうです彼は良型を連発しながら私の真横で尺を上げていたのです、(大汗)下顎の出た良い顔付きをしています、31cmでした。
タモに取り込んだ時、鳥肌が立つほど感動したそうです、でもその後の言葉「クラさん3月に上げた尺は何センチ・・・ア”〜足んネ〜!」
私として見れば同行してくれた方が満足の遡行を感じてくれたなら本望です、渓流釣りは釣果に有らずと言いますが、時には
この様な結果も遠征した甲斐が有ったと言うものでしょうか。

 
「オッ何処かで見た人が、私か!」                   「精一杯の25cm(^^♪」

話を変えますが、通常の源流域では上に向うほどサイズダウンは当然ですが、この源流域、釣り人が入らないようで全てのポイントに
居付いています、それもレギュラーアベレージが22cmと結構なサイズでした、溜りには丸太の様な魚体さへ見え隠れしています。
今回私は25cm止まりでそれ以上のサイズの岩魚は見えてはいるのですが、鉤掛かりに至りませんでした。

 
「とても奇麗な何とか草(汗)」                 「群馬の人、チャンと着けようネ!」

今日はこれで納竿でした、素晴らしい渓相と素晴らしい釣果、共に満ち溢れたGWの釣行でした、幾年後に叉訪れたいと考えて
います、その時にも同じ様な雰囲気が味わえたなら幸いに思います。
同行してくれたツカちゃん、有難うございました、そしてお疲れ様でした。



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