8月26日(日曜日)

「お断り」
ツカちゃんのデジカメバッテリー切れと私のデジカメ水没により(幸いメモリーを直ぐに抜き取り数枚は無事でした)
一番沢の数枚しか確保出来ませんでした、釣果よりも出向いた先の記録が撮れず残念な結果と成りました。


数日前に釣り友「きまぐれ釣り道楽」のツカちゃんより奥利根行きの打診があり即同行とさせて頂きました。
私にして見れば2年振りの釣行先で有り、胸をくすぐられる気分でいささか気持ちの昂りも否めません。

矢木沢のゲート開門午前6時に合わせツカちゃんの車両にて少し早めの到着です、ここで少しの仮眠と朝食を済ませると
漁協の方が見え開錠と成りました、車を連ねて八木沢ダムへ向います、順序良くボートを湖面に降ろしいよいよ目的の利根源流域へ
出発です、しかし目的の沢へ到着して見ますと既に渓泊組みの方々のボートが数隻係留して有ります、私達は後追いをしたく
有りませんので他の沢へ移動する事としましたが、世の中甘く有りません、人気河川は全て埋まって居りました。
折角来たのですからと悩んだ末、小さな沢へ入り魚止めまで行って見ようと決断、早速ボートが係留されていない沢を見付け
入る事と成りました、一番目の沢でレギュラーサイズの岩魚と戯れ魚止めの滝まで進みましたが、本命の武尊岩魚はお休みでした。
連日の入渓者と渇水の為、渓魚の動きも渋い様に思われます、帰り掛けに見た渓泊跡もゴミこそ有りませんでしたが、今少し
後片付けは責任を持って欲しいと考えます。

 
[貯水率53%の渇水]                     [一番目の沢、何だか殺風景]


 
[小さな場所からコツコツと攻めていますが期待に反してレギュラー君でした]

 
[一番目の沢の魚止めとアップ]

 
[その釜に期待しましたが、深過ぎて・・・]          [渓泊の残骸、ゴミだけでも持ち帰ったようです]

二番目の沢へ到着しここで用を足そうとデジカメを外しリユックの上に置いた私がバカでした、置いた事を忘れリユックを持ち上げた
瞬間何やらポチャンと言う音が聞こえました、頭の中でもしかしたらデジカメ?と振り向くとキラキラと光りながらゆらゆらと沈んで行くでは
有りませんか、ア”〜カメが私の記憶倍体がなどと言っている場合ではなく慌てて水の中でキャッチし直ぐにタオルに巻きました。
そしてバッテリーとメディアを抜き取り別袋に収納、暫くの後確認の為動作させて見ましたが、異次元の映像で動きも緩慢・・・
電源を切っても瞳を開けたまま意識不明状態です、もう乾燥後の蘇生に賭ける他有りません、幸いメディアには数枚残って居りました。
その後にツカちゃんもバッテリー切れと追い討ちを掛けられ、頼りないこの頭の記憶に留める事と成りました。

しかるに二番目と三番目の沢ではお互い釣りますが、良型だチビだと騒いでいるだけで奇麗な岩魚の映像は記憶だけのものと
成ってしまいました、それでも素晴らしい大自然の中に立てた事で満足しなくてはいけませんネ。
見事な武尊岩魚には目通り叶いませんでしたが、その内きっと逢える時が来るでしょう、楽しみの先送りでしょうか。
お互い怪我もなく無事帰宅する事が出来ました、けん引にボートに一生懸命運転してくれたツカちゃんには大変お世話に成りました。
やっと奥利根に二人で入る事が出来ましたネ、嬉しかったです、そしてお疲れ様でした。



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