平成21年8月2日 【日曜日】    

関東は梅雨明けしたにも係らずぐずついた天候が続き気分もすぐれません。
そんな中いつもの「徒然釣行記」管理人oldflymanさんとの同釣行でした、しかし何故か彼と2人で出掛ける時は釣行に
支障なき天候に恵まれるのは何かの縁なのでしょうか、かくして行き先は片品川源流域と成りました。

現着し軽く朝食を済ませ身支度を整えいざ出撃です、空を見上げればぐずつきこそあれど遡行は楽でした。
林道をひた歩き目的の渓へ到着、お互い竿の準備をし本日の入魂式へと向いました。

 
                    【oldflymanさん、ミーちゃんの愛称で呼ばせて戴いて居ります(^^♪】

 
                     【クラ親爺、相変わらずヘッピリ腰です、でも釣れます(^_^;)】

 
            【今日は全ての岩魚が白泡の中から出てきました、近々に釣り人が入ったと思われます】


今日この小さな源流域にて希少な体験を致しました、居ても尺止まりと考えていた瀑下にそれを遥かに越えた大岩魚に逢う事が
叶いました、4年前奥利根にて釣り上げたそれを僅かに超えたこの兵は事も有ろうに我が愛竿源粋の9番を見事にへし折りました。
(5.2m仕様で11継の竿尻から3番目が真っ二つでした)嬉しいですがとっても痛い懐具合です。

狭い隙間からスーっと垂らした仕掛けはあっと言う間に引き込まれ岩の下に持って行かれようとしています、今日は仕掛けに
自信が有ったので何とか持ち堪えました、しかし立ち込み位置から水面下までほぼ2m有ります、タモを持ってキャッチする事など
無理でしたので一気に抜き上げてしまったのです、竿の性能は信頼していましたが、滝流圧を見逃していました。
バキッと物凄い音と共に右手が軽くなり8番から先が持って行かれ様としていました、慌てて足で踏み留め8番を掴み
潜る岩魚を水面に引き寄せ、ミーちゃんにキャッチを頼みました、幸いミーちゃんが上手い事すくい上げてくれましたので
この大岩魚を手にする事が出来ました、多分1人では厳しかったでしょう、感謝。

ミーちゃんと一緒に採寸しましたら「48cm」も有ります、良くぞここまで育ったものかと改めて感激しきりです。
鉤もかなり奥まで飲ませてしまったのと今日は半スレでしたので無理をして弱らせてもいけませんのでラインを切り再訪流を
する事と致しました、この岩魚はおなごの様な顔付きでした。


                     【里山源流にもこのような素晴らしい岩魚が居た事に驚いて居ります】



          【リリースはキャッチしてくれたミーちゃんが岩魚の回復を計るように優しく時を掛け、放ってくれました】

 
        【見事に折れた9番です、あっぱれ!】                      【気を入れ直して】

 
                            【ミーちゃんもこの細沢で頑張って居ります】

 
                      【水深10cmの白泡の中から綺麗な魚体を見せてくれました】

 
【ミーちゃん手作りのぶっ掛け野菜蕎麦、抜群に美味いです】          【〆はいつもの源流喫茶で乾杯でした】

本日、稀に見る大岩魚に巡り逢えたのもご一緒頂いたoldflymanさんのサポートが合ってこそと振り返って居ります。
私が安心して奥域まで入れるのも同行して頂いたお陰と心より感謝して居ります、これからもどうぞ良き釣り友として
末永いお付き合いのほど宜しくお願い致します、チョット硬かったでしょうか、でも本心ですヨ。

また機会を合わせて里山源流に入りましょう、お疲れ様でした。


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