平成21年9月6日 【日曜日】 2009
モドキと同じ流域に棲む正常な岩魚の検体が必要と「川場養魚センター」さんからお話しを頂きました。
この時期モドキの沢は地下水の湧き水が乏しい為、異常渇水状態に成るのです、釣り友を誘い渇水の沢を散策も気が引け
単独で釣行と決めていました、そんな折り練馬のリョウちゃんから家族で水遊びがてらモドキの沢へ行きますとの連絡を戴き、
それではと一緒に出掛ける事と成りました。
午前3時に前橋で合流、後部座席には奥様と小学4年生のコウキ君が待ち受けていました、5時前には現地に到着しましたが、
未だ真っ暗です、水の流れ具合をリョウちゃんが懐中電灯で確認すると案の定、水の流れは有りませんでした!
それでも伏流している分を想定し、水遊び位は出来るでしょうと朝食を摂り、明るくなるのを待ちました。
リョウちゃんとコウキ君は既に渓デビューしていますが、奥様は今日が渓デビューです、それもリョウちゃんのバカ長を履いてです。
とにかく行ける所まで行って見ようと薄明るく成った激渇水の渓に4人で踏み出したのでした。
【これからが楽しみなコウキ君とご家族】
【この蔦のブランコがやりたかったそうです(^^♪】 【見ての通り伏流してチョロチョロです^^;】
この沢の中流域辺りに何とも情けない光景を見たのです、食べ散らかした食後の残骸、シールに8月29日と記しています。
石の上には軍手が2人分散乱、おまけに手積みの導水路が作って有りました。
【お前らは一体何を考えているのか、恥を知れ恥を、馬鹿者が〜!】
【殆ど流れの無い溜まりに鉤を落すのですが、居ても出てきません】
【一端の源流釣り人ですが鏡では厳しいようです(^_^;)】 【あらゆる所で伏流し枯れ沢状態(ーー;)】
ファミリー共々巻を繰り返しツルツルの岩を這い上がり良くこの上流域まで登ってきたものです、小学4年生のコウキ君と渓デビューの
ママさん、本当にご苦労様でした、これ以上の遡行は危険と判断し、リョウちゃん一家にはにはしばらく此処で待機して頂き、
これより上流域は私1人で臨む事でリョウちゃんと決めました。
何としても検体を持ち帰らなければ今シーズンは終ってしまいます、一縷の望みを賭けて猛ダッシュです。
かくして1時間後、下記の写真の検体を持ち帰る事が叶いました、良かった〜(^_^;)
【レギュラーサイズのモドキです】
【検体にするには勿体無いサイズのニッコウ岩魚です】
この岩魚達を採捕しまた滑って危険なナメ床や岩を掻い潜り4人で下山です。
【コウキ君ママ、サイズの大きいバカ長で良く頑張ってくれました(^^)v】
【ファミリーのヘツリです、落ちたら大変!】 【緑鮮やかな山間に暫しお別れです】
【別の渓で昼食風景、私も憧れました】 【バカ者どもの後片付け、何とかしろ〜ボケッ(ーー゛)】
昼食の飯盒炊飯長はコウキ君でした、結果は100点満点です、パパとの連携も流石でした。
私はこのような風景に憧れていたのでとても羨ましく眺めて居りました、家族の絆、深めて下さいネ。
美味しいライスカレーご馳走さまでした、激渇水の沢歩きに成ってしまいましたが、とても楽しい輪に入れ嬉しかったですヨ。
私は今シーズン中に検体を持ち帰り預ける事も出来ました、まだ暫く結果が出るまで時間が掛かるとの事ですが、
根気良く待ちたいと思います。
今日はリョウちゃん家族との交流も叶いとても満足して居ります、また未来の源流マンたるや頼もしさも見させて
もらいました、本当に有り難うございました、またお逢い致しましょう。