【禁漁を迎えて思う事】　　記述平成２１年１０月４日【日曜日】

渓に束の間の静寂が戻り皆様には如何お過ごしでしょうか。
今シーズを通して気に成った事柄を幾つか書き記しますので皆様もお考え下されば幸いです。

この写真は私と釣り友の「oldflymanさん」とで解禁初日に見付けた足跡です、一番乗りの私達より先に釣りを行っていた輩は
果てさて一体いつ入ったのでしょう、それも好ポイントのみを狙っての立ち跡が鮮明でした。
　　　　　　　　　　　


この写真は釣り友の「リョウちゃん」と出掛けた時に見付けた物です、こんな事までして岩魚を手中に納めたいのでしょうか。
それも自分達の弁当の残骸や軍手まで捨てて行くモラルの無さに呆れ返ってしまいました。
　　　　　　　　　　　


この写真は釣り友の「矢木沢仙人さん」から拝借した画像です。
今年奥利根でテン場の草刈をしていた時に発見した物だそうです、それもまた再来して使えるように隠して有ったとか。
「勝手にゴミ拾い」に投稿して頂いた画像ですが、事務局の「細流さん」はこんな意見でした、私も同感です。
ダム湖の遡上大物を狙っての事らしいですがこんな物で獲られては文字通り一網打尽。
資源の枯渇が危惧され環境保護や生物多様性（種の保存）が叫ばれる中なんとも情けない方々が居るようです。
　　　　　　　　　　　

真っ当な釣り人の皆さんは如何ように感じたでしょうか、一部の人とは言え（釣り人とは呼べない）このような密漁行為は
後を絶ちません、秋口に奥域に入ったなら竿を出している輩も少なくないでしょう、私は過去に新しい渓を見付ける為に
禁漁期を好んで入っていましたが、そんな光景を何度も見ています。

これは別の話しですが沢登りを行う一部の人達も遊魚券を持たずに釣りをする、これもルール違反は否めません。
これまで書き記した行為はマナー違反などではなくれっきとした犯罪行為なのです。
安易な趣味と思わずルール、マナー、モラルを持って【釣り】を楽しんで行きませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「うるさい親爺から」