平成22年5月23日 【日曜日

今日は『徒然釣行記』管理人oldflymanさん(ミーちゃん)を誘い以前より叶えたかった沢の源流域散策と
前回のリベンジに燃えるミーちゃんの源流釣行がミッションで有ります。

どんよりとした雲行きの下、衰えた足腰で麓から沢の出合いまで標高950mから1300mまで
6,5Kmを一気に登り詰めます(イエ言い間違いですヨロヨロとです)
今回はリベンジパターンと釣り人の方にも考えて欲しい何だかナ〜の2パターンの日記です。

雨模様でしたので余り写真は撮りませんでしたが、ミーちゃんに送って頂いた写真を取り混ぜ日記と致します。

 
                        【出合いの堰堤とそれを巻く何処かの爺さん(^^♪】

 
           【ミーちゃんちっちゃ(^_^;)!】               【既に岩魚の写真を撮って居ります、流石!】

上のこの地が今年8月の幕場と決定致しました。

 
                        【ミーちゃんは順調にリリースを繰り返して居ります】

 
                        【攻めに迷っている親爺と口直しの山つつじ(^^♪】

以下は「何だかナ〜!」と考えさせられる風景をご一緒にどうぞご覧下さい。
この地点で標高1500m付近で有ります。

 
    【今少しで頂上かと上を見上げるとガッビ〜ン!】           【源流域に作られた砂防堰堤、雪代多し】

 
          【ガッピ〜ンの正体です、つまり右の写真の堰堤群を作る為に敷かれた作業道だったのです】

まさか標高1750m辺りにこんな負の遺産が有るとは努々思いもしませんでした。
私とミーちゃんは呆れて笑ってしまったのです。

この堰堤群を作る為に山を切り崩し、土留めを施しガードレールまで設置されて居りました。
これらを施工する為に莫大な私達の血税が使われたと思うと憤りを感じます。
私は堰堤を全否定は致しませんが、あまりにも酷く考え無しの無駄な堰堤群には
何だかナ〜と言わざるを得ません、環境破壊も甚だしいです。
施工からまだ7年程と思われますが、今ではこの作業道も獣達のバイパスと化している筈です。


この地点が麓に提示して有る公示板ではここまで11,5Kmと書かれて居りました。

 

            【おまけにこんな物まで!】               【作業道を辿り行き着いたのが本流の大堰堤】

この大堰堤の上にもう1基施工されている筈ですが、この本流、支沢、枝沢合わせて30基の堰堤が連なっていると
思われます、どれほどの費用を費やしたのでしょうか、気が遠く成りそうです、何だかナ〜!


 
                          【帰り際に浮気で入った沢にて、雨降ってます】

 
                    【麓近くの崖下に見てはいけない物を発見、これからの課題です】

如何でしたでしょうか、ミーちゃんのリベンジはあの腕前ですので問題なく叶いました。
私は一緒に源流散策をして下さった事に大変感謝して居ります、これでこの沢の全貌を掌握出来たと思って居ります。
相当な距離でも互いに励まし合い詰められたのは、この源流域は一体どうなっているのかと言う探究心がそうさせるの
でしょうか、そうでなければ毎回こんな苦労はしませんよネ。
下山中、雨の中をほくそえんでいる自身に満足の含みが有ったのは言うまでも有りません。

源流域散策・・・いやはや何とも楽しく心踊る大人の浪漫です、止められません。
「源流釣りは足で釣る」、まさに字の如くでその素晴らしい場所まで運んでくれる我が足に感謝です。


oldflymanさん、一日良く歩きましたネ、お疲れ様でした、また源流散策に出掛けましょう。
同行有り難うございました。

それから一番下の写真の不法投棄の回収は現在思案中です、何しろ60度近くの傾斜で10mほどの
崖下です、ロープが何本も必要で安全の為に命網も必要と成ります。
片品村役場と詰めて可となった場合は皆様のお力をお借りしなければ成りません。
その時はどうぞ宜しくお願い致します。                                        里山源流クラ




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