平成22年9月12日 【日曜日

今日は釣り友、子持ちのFCさん練馬のリョウちゃんのお二方のリクエストを受けての出撃で有ります。
両人共にシーズンを締め括るに相応しい渓を選ぶべしとの命を受けましたので最良の渓へとありったけの知恵を絞り(嘘!)
そこで考えた挙げ句、いにしえの苔生した細沢へと行き先を選んだので有りました。
実は私がどうしても行きたくて仕方がなかった深部への遡行なのです、わがままな私でゴメン。

今回の目的は深部に有る10m二条の滝辺りでの岩魚棲息確認とその地への持ち上げ放流を考えて居りました。
しかしその地へ持ち上げる意味が有るのか深く考え自然の摂理に委ねる事と致した次第です。
他県からの釣り人も時々訪れると聞き入ります、全て持ち去られる渓に岩魚達を放っても見殺しにするだけかと。

午前3時に合流、一路利根漁協管轄の渓へ向いました、途中コンビニで食材を購入、出発する頃にはポツリ、ポツリ雨です。
車中誰が雨男か審議、結局私が雨男と認定されましたが、恐らく合っている様です。
午前5時カッパを着込んでいよいよ出撃、多分釣れないだろうなーと確信を抱いての竿出しと成りました(汗)

FCさんに送って頂いた写真を取り混ぜ、日記を綴ります、また使っている仕掛けは何所へ出向いても変わりません。

 
                   【目的の沢へ向う途中で各々「ボ」解除、左リョウちゃん、右FCさん】

 
                                   【出合に有る美釜】

 
                        【私の確信通りの激渋・・・申し分けない(^_^;)】

 
             【リョウちゃんはドボン覚悟でヘッツています、戻る時は期待を裏切りませんでした(^^♪】

 
                            【しかし結構走ります・・・岩魚が!】

 
                         【高巻きして降りるとこんな微妙な沢です(汗)】

 
                         【古の苔生した沢でも岩魚達は元気でした】

私にはこのお二方の笑顔が今日一番の釣果でした。

 
        【13mナメ床の滝、ほぼ魚止めです】              【型物に走られ唖然としているリョウちゃん】

 
  【滝上の溜まり、本来なら此処に親が居るのですが!】              【走りも見られなく成りました

 
                             【諦める事無く棲息確認に挑みます】

 
                     【この落ち込みを過ぎると見えてきました二条の滝】

 
          【ナメ滝から上、此処の魚止めでも岩魚達の棲息は確認されませんでした、途絶えたようです】

 
       【これで満足とし、モーニング珈琲など】           【FCさんが横の枯れ沢で拾ってきたヘリウム風船】

実はこの風船、「奥特曼兵団」と書かれています、調べて見たら中国のウルトラマン版の漫画らしいです。
宣伝で配られた物が中国から日本各地に飛来したようです、まさかこの辺境の地で見るとは思いませんでした。

 
                【この後時間も余っていたので本降りの中、支流へ竿出しと目論みました】

 
                       【良い雰囲気の渓相です、皆さん結構上げていました】

 
                 【雨の中、オーバーハングの下で昼支度、リョウちゃんゴチ(^^♪】

 
                      【走られる事、走られる事、岩化けも効きません(^_^;)】

 
                      【小降りに成ってきましたが、本日はこれにて終了です】

帰り掛けにとんでもない小さな沢でリョウちゃんをそそのかし竿を出して貰いました、しかし思わぬ今日一の岩魚が釣れ大笑い。
なんとも私達らしい釣行でしょうか、着替えを済ませた時などは青空が・・・(笑)

釣ると言う意欲が全面で出ていたリョウちゃん、やはり釣り人はそれでなければ結果は付いてきません。
ただ急がば回れと言う言葉が有るように、危険な個所でのショートカットは避け、面倒でも高巻く事を勧めます。
腕を大幅に上げた今日この頃ですが、また機会を合わせてご一緒致しましょう、お疲れ様でした。

子持ちのFCさん、今年は色々が重なり釣行数が激変した中で最終の釣行を激渋の沢へお誘いし申し訳有りませんでした。
いつもながらの軽快な足捌きは同年とは思えぬ達者振り、サポート有り難うございました。
来期はまた雪の上を闊歩して岩魚達に逢いましょう、お疲れ様でした。




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