平成22年9月26日 【日曜日

群馬の20日で竿を納めたつもりでしたが、釣り友練馬のリョウちゃん(Yanoさん)の息子さんから『今年最後に岩魚釣り』の
サインを頂き、またしても急遽出掛ける事に成りました、息子さんコウキ君(小学5年生)は今までに河川清掃やモドキ採捕など色々に
お手伝いして頂て居り、私としては出掛けられぬ理由など見付けられず、此方から喜んで同行を承諾致した次第です。
そんな訳で年度最終釣行は渓が閉まった群馬のお隣、新潟県の渓を3人で訪ねる事と成りました。

コウキ君は今まで有る程度の源流域は体験済みと言う事は私も知って居りますのでサポートさへ怠らなければ心配ないと踏み
大人でも厳しい釣行先を選びましたが見事にそれもやって除けてくれました、立派でしたネ〜!

前橋で合流、高速で一路新潟を目指しました、しかし三国トンネルを抜けると雨!え〜っ、ここでも雨親爺が全面に出たのかと
一抹の不安、しかし現地午前5時頃に到着すると幸いな事に星空が、フ〜ッ汚名返上です。
しかし気温は16℃、吐く息も白く見えます、入渓できる6時頃まで仮眠&朝食を摂る事に致しました。

車外に出ると山肌は夏そのものの装い、しかし早朝の山間を吹き抜ける風は巡り来る秋の赴きを感じます。
仕度を整えリョウちゃんとコウキ君、クラ親爺、いよいよ今期最後の枝沢源流釣行の始まりです。

遡行に気を配り写真が少ないですが、私としては充分な日記に仕上がりました。
尚、コウキ君のアイマスクは無用とのお話を頂いて居りますので、敢えてそのまま掲載して有ります。

 
      【親子での源流釣り、なんとも羨ましい(^^♪】               【親父の試し釣り・・・ペケ!(^_^;)】

枝沢に降り立ち用意してきたザイルで巻きに使用、コウキ君も難なくこなします、早速小さな落ち込みから狙ってもらいました。
その格好たるや、それはもう邪気のない釣り人の雄姿、いきなり良型を抜きました。
父親の釣り姿を見ているので岩魚の居付いている場所も心得て居ります、やはり親の背中を見ていると感じました。

 
         【このスタイルで釣れない訳が無い】                    【流石ですネ〜(^_-)-☆】

そうこうしているとまた狭い落ち込みです、3.6の竿を二本手に持ち探り始めました、ヒュッと目印が引き込まれると彼の腕にテンションが
掛かりました、満月に撓った竿を持ちこたえるのに精一杯、デカイ!とリョウちゃんが叫びタモを用意します。
枝が上を邪魔しているので結構大人でも厳しい状況ですが、それも上手くこなし見事リョウちゃんの待つタモへ送り込めました。
何とこの細い源流域で彼は尺神を上げたのです、それはもう本人以上に興奮したのは私達で有る事は言うまでも有りません。
まさしく邪心無き釣り人に尺神が降臨したと言うべきでしょうか。

 
          【落し口も見極めて居りました!】                   【見事な尺上源流岩魚です(^^)v】
彼は冷たい沢の水に手袋ごと浸しタモを通して持ち上げました、私が鉤を外し釣り上げた本人がリリースするよう促すと
コウキ君は岩魚を水に浸けそっとそのまま見送りました、とても良い光景でした。

 
      【枝沢での釣りを終え、支流に入りました】              【親父は木っ端と遊んで居ります(^◇^)】

 
                 【今日は元気の良いレギュラーサイズが頻繁に相手をしてくれました】

 
        【釣る人コウキ君、受ける人親父(^^♪】              【私の竿は年季が入り過ぎ(^。^)y-.。o○】

 
    【随分と源頭近く上がってきたのでこれにて終了】      【昼食用に別の渓に移動し小沢でうどんを締めている親父】

 
    【石の上で遊んでいるコウキ君、野生児です(^^♪】       【素晴らしい天気の下ノンビリとお昼を頂きました】

           
                                  【若武者とクラ親爺】

最後にコウキ君が大人になっても釣りを続けているかは分りませんが、渓魚に対する心構えや接し方は現在において
充分に習得できていると確信できました、これも父親Yanoさんの育て方と思います。
これからも自然を愛する気持ちが変わらぬ事を願って止みません。
コウキ君、来週の河川清掃で逢いましょうネ。

本日はお招きを頂き本当に有り難うございました、そしてお疲れ様でした。


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