平成23年3月6日 【日曜日

今期初の釣行先はこの時季には雪の浅い群馬県のとある里山源流と致しました。
ご一緒頂いたのは『徒然釣行記』管理人oldflymanさん『Flyfishing.from.MT.Pigeons!』管理人しげさん、のお2人です。

国道の電光掲示板は−4℃、現地車中で暖を取り渓に入りましたが水温は約1℃、正直釣れる気はしません(汗)
クラ(ブドウ虫)ミーちゃん(イクラ)しげちゃん(キジ)と3人とも異なる餌で臨みましたが、ブドウ虫は厳しかったです(笑)
それでもキジを使用した、しげちゃんの竿が撓り安殿の溜息、何とか成るとそれぞれ竿を振り始めました。
陽が昇り始めミーちゃんも私も取敢えずの「ボ」逃れをこなしこの細い渓の源頭を目指します。
しかし沢の気温が低すぎて水面が凍り付き餌の投入も厳しく断念と致しました。
ただ、しげちゃんが氷の隙間から入れた餌に岩魚が食い付いてきた様には彼らの逞しさを思い知らされましたネ〜!

 
     【氷点下の中、各々仕掛け作りに勤しみます】            【しげちゃんはキジで成果をみています】

 
          【雪解け水は凍り、氷柱状態!】              【この落ち込みでは結構な型を見たしげちゃん】

 
      【同化しているミーちゃんとしげちゃん!】               【繊細な流れですがそれなりにいます】

 
 【源頭間近の細い沢で各々「ボ」解除、この低水温で良く掛かってくれました感謝、いま少し上に行きこの沢を後にしました】

退渓後、第2の沢へ向いましたが、そこで思いも掛けぬドラマが待ち受けているとは誰も知る由など有りません。
先ほどの沢より冷え込んだ日陰沢とでも言いましょうか、入渓点はとても寒く震えてしまいました。
暫く釣り上がると好ポイントが連なり始め、そんな中ミーちゃんから「尺、尺」との声、どうやらエグレから出てきた様子、
再挑戦で下記の如く見事な竿の撓り、この光景は見ているだけでもドキドキするものです。

 
      【しげちゃんは何所からも上手く寄せます】              【この撓り良いですネ〜!惚れ惚れ!】

 
    【とっても良い顔をした雄の尺神でした、流石!】        【しげちゃんがこのプチ魚止めで掛け退渓しました】

拘りの里山源流にお付き合い頂いた、oldflymanさんしげさん、大変ありがとうございました。
訪れる釣り人の少ない渓を私達だけで独占できる唯一無二な空間はとても貴重ですよネ。
しげちゃんは以前にも木の上の熊が落ちてきた体験をしていますが、今回はウリ坊の少し大きく成った奴が石の上から
落ちてきて何食わぬ顔で私達の間をすり抜けて行く様には笑えました、しげちゃん「なにか持っているのでは」。
こんなにも楽しい時間を共にできました事、感謝しています。
ミーちゃん、またしても食べ過ぎで夜まで苦しかった事も付け加えておきます(笑)

今回はミーちゃんの尺神と、しげちゃんの底ずらし釣法とウリ坊接近を見させて戴き満足でした、
またの機会を合わて出掛けましょう、お疲れ様でした。



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