平成23年7月25日 【月曜日

ここの所、仲間の皆さんとの休日が合わずご一緒出来なくて淋しい限りです、申し訳ありません。

家内からは単独での釣行は「里山源流」以外は控えるようにとお達しが出ていますので、行き先はその通りにしました!

24日、仕事を終え釣り道具一式を車に積み帰宅、翌朝午前3時には国道17号に乗っていました。
目的地に着くも小雨(19日の時は台風の大雨で引き返す)ム〜ン!こう言う時は仮眠に限ります。
気が付くと午前6時半、すっかり目が覚めました、降っていた小雨も上がって、もの凄い霧、霧。

今日は名付けて「ナンチャッテ源流彷徨い釣行」とでも申しましょうか、この沢に鉤を落すのは6年振りと成ります。
昨今の更新で渓相を載せた沢が悉く潰されている実情から今後の細い沢は渓相の写り込みを控えた岩魚画像と文字のみの
表現とさせて頂きますので嫌味にとられましたら退室を願います。


本日は気楽な服装に河川清掃の時に使うスパイク長靴と竿とポシェット、実にいい加減な井出達です。
朝霧たち込むナンチャッテ源流、早速鉤を落すもあっと言う間に竿先を絞られこちらが戸惑いました、暫らく釣り人が
入っていない事もポイント毎の蜘蛛の巣が知らしめてくれました。
今日は喰い渋りを通り越して喰いあさり状態、水面下に鉤が沈むや否や持って行かれます、気持ちが良いです。
霧の中での撮影でしたので良く撮れていませんが、何とかその中から見られる写真を取り上げました。

 
          【前から見るとケロヨン状態!】             【この子は優しい顔をしています女の子でしょう】

 
    【この子は素晴らしいファイトを見せてくれました】        【この子は水面からジャンプして餌に飛び付きました】

ナンチャッテ源流の途中の溜まりで群れていた岩魚達を見付け面白い事を試みてみました、以前にも岩魚の可笑しな行動を見た
事が有りましたのでこの沢の岩魚達も同じ行動をするのか見たく成りました。
3m四方の溜まりの下流にすっくと立ち込むと5尾居た岩魚達は上を下への大騒ぎ、私の長靴に隠れる物、岩魚をどかしてそこへ隠れる物
あまりにも滑稽な岩魚の仕草に写真を撮ることさへも忘れて見入ってしまいました。
3分もするとやはりその行動は見られました、岩魚の最終手段、そう「岩魚の岩化け」それはいつもの定位とは真逆に下流に頭部を向け
左岸側の岩にピッタリと身を寄せて一列に並ぶのです、そして目は虚ろで知らんぷり、岩魚の岩場けそのものです。
これは皆さんも機会が合ったら是非実験して下さい、岩魚の隠れた特技と思われます?。

 
【取り込む際に頭部を岩に打ち失神しています、直ぐに回復!】       【まるで蛇のよう、異様にひょろ長い!】

 
              【このつわものはこの狭い場所に潜んでいました、彼は強面の良き風貌です】

 
                【今日はこの沢に居る岩魚達が揃って相手をしてくれたようです、感謝。】

久々に出掛けた里山源流でしたが、2時間で切り上げました。

手前味噌ですがこんな里山源流を知ることができた奇跡に感謝しています。



『四方山話』

inserted by FC2 system