平成23年11月6日 【日曜日

生憎の雨模様が日曜日毎に4週も続くと気が滅入ます。
考えた挙げ句に以前取り溢していた里山源流を思い出しました、そうだ少しくらいの雨なら行って見ようと・・・

そこは分水嶺を過ぎると流れが異常に渋く成り、これ以上詰上がっても岩魚は棲息していないと
推測していた、群馬のとある沢なのです。

ええぃ、ままよと作業道を一気にゲートまで詰上がりました、以前生命反応が感じられなかった小さな溜まりを
覗いて驚きました、今年生まれた岩魚の稚魚がたむろしているでは有りませんか!
と言うことは親が居る筈です、進みい出ればこれまた驚きです、取水口が鎮座して居りました。
なるほど・・・こう言う仕組みだったのですか、実際そこから上に登れば若干でも水量が増えています。

気を取り直し沢を歩けば瀬尻に積もった落ち葉の下から背鰭を見せてバシャバシャと逃げ惑う
ペア岩魚、恋路の邪魔をしてしまいました。

当然ながら懸命に詰上がって参りました、そんな親爺の里山源流散策日記です。





 植林の作業道
 なのでしょうか。
 古の頃の使い道など
 私には分かりませんが、
 まこと重宝して居ります。
 
 いつ空から雨が落ちてきても
 おかしくない雲行きでした。
 

 少し淋しい雰囲気です。






















 以前この水量に
 騙されました。

 しかし今回は
 稚魚を見てしまい
 棲息を確認
 してしまいました!
 岩魚には
 迷惑この上ない
 親爺の出現でしょうか。























 こうなると
 沢を一人で歩いて
 いても淋しく
 ないのです。

 そう足元から
 次から次えと
 飛び出して
 来るのです。


 必然的にこの規模
 から推測される
 岩魚の数・・・
 例外も有りかと(笑)



















 この頃から
 少し雨が降って
 きました。

 里山源流を口に
 している私には
 戻る気には
 なれません。


 いま少し
 上を見ないでは
 帰れません。
 それに
 こんな流れの
 中で次から
 次へと岩魚が
 飛び出してきたなら
 帰れません。















 時々有る
 こんな溜まり
 居ない訳ない
 ですよネ。

 勿論居ました。
 型?
 野暮はよしましょう

























 大粒の雨に
 成ってきました。
 残念ですが
 またの機会と
 致しました。

 棲息していないと
 思っていた私の
 期待を嬉しいくらいに
 裏切ってくれた
 源流域。

 雨の中を有頂天
 で歩いて帰る
 自身が何とも
 滑稽でしょうか!














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