平成24年8月12日 【日曜日

本日、釣友ツカちゃんの計らいにより、奥利根コツナギ沢へ出向くことが叶いました。
今年から奥利根入りには厳しい規則が打ち出され、訪れる人達にはとても縮小された行動が余儀なくされます。
まぁ、これも来訪する方々の安全を呈してのことと思いますので従う他ありませんネ。

昨年の夏に襲った脅威的な豪雨の傷跡がどれほどのものだったのかそれも確かめておきたかったのです。
午前6時のゲートイン、思ったより少ない車列に戸惑いながら矢木沢管理棟で必要事項にサインします。
45%水位の矢木沢ダムに船底を降ろします、今日は朝から暖かい、予報では雨との事でしたが
帰りのゲートを潜るまで天気は良かったです。

目的のコツナギ沢のインレットに着けば余りの減水にいつもなら早々に竿が出せる場所まで500mもアルバイトを余儀なくされます。
しかもヘドロの臭いが鼻を突き、足が潜ること潜ること。
ここでツカちゃんは時間を合わせてワカサギ釣りに、oldflymanさんと私はコツナギ沢散策へ向かうのでありました。

          
                【私達をコツナギのインレットに届け、ワカサギ釣行に向かうツカちゃん艇】

          
                 【奥利根湖の水位45%、満水なら木々の被う所まで・・・しかし凄い!】

          
               【いつもならこの奥500mまで船で行けるのですが!埋まっているミーちゃん】

          
             【白ビ沢を確かめたあと、コツナギ沢に入りました、そのコツナギで早々に良型が!】

          ミーちゃん撮影
                            【私も入って直ぐに来てくれました!】

          
                   【ダムからのおのぼりさんと思われます、元気に戻って行きました】

          
                       【大自然に囲まれた私達は井の中の蛙でしょうか!】

          
                        【その後はお互い魚信に見放されたようで・・・!】

          
       【岩魚が薄い原因はやはり昨年の大水にあったようです、あちらこちらのこの惨状をみれば納得が!】

                 
                 【中流域にあるいつもの滝、ここから流れ出た土石流が下の写真です】

          
                      【写真ではあまり伝えられませんが、もの凄い量です!】

          
                          【時間に制約がありここまでと致しました】

ミーちゃんは上の写真の手前で満月に撓ったロッドが残念にもラインブレイク、恐らくあの大水で生き延びた兵でしょうか。
丁度昼に成りましたので昼食タイム、ノンアルビールで乾杯し楽しいひと時を過すことができました。
そして退渓です。

          ミーちゃん撮影
                            【膨大な瓦礫を横目にひたすら戻ります】

          
                 【気の早い秋色を見付けて記念にパチリ、バックの濃い緑に映えます】

          ミーちゃん撮影
                               【地図上ではここは湖底!】

          
                           【待ち合わせの時間に向けて戻ります】

          
                       【この減水は都に向けての放水からきているとか!】

コツナギ沢も以前のように湧いて出るほどの魚影に戻るには時間が掛かるかもしれませんが、心配などしておりません。
奥利根の各支流域は強いです、他の沢の写真も釣友の方々から送られて拝見しましたが、それはもう見る陰もなく変貌
しておりました、ただ皆さん少しの辛抱で元に戻ると口を揃えて仰っていたことに安殿の気持ちで一杯でした。

今日、渡船をして頂いたツカさんと父上、いつもの相方oldflymanさん、お付き合い下さいましてありがとうございました。
またこの別天地に足を降ろします時には宜しくお願い致します、お疲れ様でした。



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