平成24年8月14日 【水曜日

本日は釣り友『ミサさん』との同行と相成りました。
赴く先は里山源流隠し沢、昨年根絶やしを被った小さな沢ヘミサちゃんとその後の塩梅を見に出掛けて見ました。

早朝、合流して現地に着くも嫌らしい雨、しかも午前6時頃は戦意喪失のザ〜ザ〜降り、時の流れを待っても小康状態には至りませんでした。
そこで西の空を見上げれば雲の切れ間が・・・西の隠し沢へ大移動です。
しかもそこは私が知り得る沢とミサちゃんの知り得る沢が合流している事に気付き、意見の食い違いに終止符が打てました。
そこで今回はミサちゃん先導の元、超激薮の沢に入らせて頂きました。

もの凄い蜘蛛の巣と薮、恐らく通常の釣り人なら断念している事でしょう、雨は小降りとなりましたが湿度100%サウナスーツ状態!
そんな激薮を交互に攻め上がります、幸いにもこの僅かな雨が岩魚の活性に拍車をもたらしてくれたようです。
薮の隙間から型物の岩魚が定位しているのが見えますが、私の1号ラインには見向きもせず、ミサちゃんの0.4号ラインには食い気を示します。
私は自分の使用しているラインに出てくれない時は岩魚の勝ちと決めているので敢えて張替えませんでした(正直持ってない)。
この沢の溜まりでミサちゃんの落した鉤にス〜っと喰い付いて来た泣尺岩魚、しかし掛け損じです。
それでも次の瞬間に合わせが上手く入り見事キャッチ、こんな細い薮沢で良く残っていたものです。
源頭に近づくほど岩魚の走りが多く見られ、この里山源流の芯の太さを垣間見ることができました。

さてさてこの沢を降りては来たもののまだ午前10時半、それではと共にとても大切にしている里山源流天空の岩魚の園へ足を延ばして
見る事で一致、私もミサちゃんも今年に訪れたいと思っていた沢でした。

この沢もミサちゃんとの縁を感じさせられた沢でした、オフ会で沢の巻き道を知っている?との問いに、知っているとの返事!
なんとも事が運ぶ時はこんなものですよネ、そんな訳でめでたく岩魚の園へ赴く事が可能に成った次第です。
この第3の沢の全容は写真でも記述でも載せられませんがご理解下さい。

皆様も是非このような人気のないマイナーな河川を見付けてご自分のホームと位置付けて下さい。
それにはどのようなサイズの渓魚が釣り上がっても持ち帰らぬ事です、1回リリースを行うと不思議とそれからの
ご自身の釣りスタイルに変化が表れます、本当ですので是非実践のほど宜しくお願い致します。


          
                     【第2の沢、ミサちゃんの案内で薮をかき分け突き進みます】

          
                         【小さな落ち込みを狙います、居るものです!】

          
                     【小さな沢に不似合いな泣尺岩魚、勿論元気に棲み処ヘ】

          
                                【第3の沢、私の今日一】

          
                     【ここへ辿り着くまでが命懸け、釣果は言う事なしです(^^♪】

本日は雨で行き先の変更を余儀なくさせられましたが、それも幸。
また沢の所在もハッキリと定められお互いが勉強に成った1日でした。
激流も良かれのミサさんにあって激薮にお付き合い下さり、ありがとうございました。
とても面白い釣りが体験できました、またご一緒致しましょう。


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