平成24年9月2日 【日曜日

本日は釣り友『けんいちさん』のお招きを戴き『oldflymanさん』と共に群馬東毛地区の里山源流へ赴いたのでありました。

予報では時々雨との事でありましたが、ここの所渇水続きで流れ行く水も乏しく降る気配を期待しての遡行でした。
実の所この東毛地区の渓魚は期待しておりませんでした、それはこの地区が示す低山の連山帯にあります。
殆どが昭和初期に植林を科せられた人工林を抱く山々だからでした。
町並みに点在する最大1000m級の山々は麓から急激に尾根を形成し僅かな距離で高度を稼ぐほどの急勾配、
私としては放流山女魚の里で上流域の岩魚は乏しいのではと考えていたからでした。

しかし踏み入って見れば確かな岩魚域が形勢されておりました、また40年を過ぎた針葉樹林はあくまでも高く
小渓峪は薄暗く映し出され不気味なまでの里山源流の趣きを醸し出しておりました。

けんちゃん案内の元、沢に立ち込み各々に竿を振り始めました、超渇水の流れは厳しいなど当り前で私はこの峪を
闊歩できるだけで十分でしたが、先日の釣行で竿がとうとう没となった為に今日は入魂の儀を行わなければなりませんでした。
ただそんな心配も可愛い一年魚の岩魚君がしっかりと入魂の儀を叶えてくれました、感謝です。
ミーちゃんもけんちゃんもそれ成りにしっかりと岩魚との対面を果たしておりましたが、案内役に徹してくれた
けんちゃんには分が悪く申し訳なかったです。

          ミーちゃん撮影
                        【上流部に1台デポしこの辺りから沢に降りました】

          ミーちゃん撮影
                           【お気に入りの源粋に入魂ができました】

          
                 【厳しいと言いながらしっかり岩魚との対面を果たしていたミーちゃん】

          
                 【けんちゃん、たまにはご自分の釣りスタイルを見るのも良いでしょう】

          
                      【大ベテランの釣りスタイルもたまには良いでしょうか】

          
                        【けんちゃん、達者な健脚は忍者のようです!】

                 ミーちゃん撮影
                            【爺さんは後からヨッコラショ!】

          
                    【遥か上に鬱蒼とした落葉樹を纏った良い雰囲気の淵です!】辞書引いてネ!
                              
          
                  【カッパの棲む淵にも行きましたが、本当に親子カッパが居ました!】

          
                        【釜を2つ備えた滝ですが、今回は留守でした!】

今日この地区に伺って驚いた事は殆どの流域に古の頃の人の手が入っていた証しが見て取れたことでした。
利根地区では植えっ放しの放置杉が乱立し渓を潰しているのですが、この東毛地域の手入れの行き届いた?感じは
いままでにない光景でした、またこの激渋の中にあって予想を遥かに超えた型物岩魚の走りを幾度となく
確認できたことは今回の大きな成果でしょうか。
それにこのもうろくした頭の中身を少し書き換えられた1日でもありました。

お招き頂いたけんいちさん、なっからうんめーもん、ご馳走様でした、来期はこちらへお招き致しますネ。
oldflymanさん共々改めてこの地区の岩魚域を見直しました、それから沢が枝葉の様に
分かれ結構奥深いのには驚かされましたネ〜!

案内役に徹して頂いたけんちゃん、ありがとうございました、ミーちゃんお疲れ様でした・


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