平成２５年３月３日　【日曜日】　　　２０１３

いよいよと言うか毎年の事ながら心躍る解禁日を迎えてのお出掛けです、今日は東京から「リョウちゃん」「ケイコちゃん」を
そしていつもの「oldflymanさん」との４人同行と相成りました。

午前５時半、子持ち道の駅に集合、早速乗り合せて出発です。
生き先は決まっており意気揚々と雪の残る里山源流に乗り入れたのでありました。
順調に林道登り口を駆け上がります、しかし急勾配に達すると４ＷＤの車輪が空転を始め車が止まりました！
暫らくすると「す〜っと」とそのまま滑り落ちて行くではありませんか、人が歩くほどの速度で落ちて行くのです。
停車している状態で落ちているのでＡＢＳも効きませんしＤレンジも効果は有りません。
賢明にポンピングブレーキを踏み、皆さんを乗せたまま１０ｍほどでなんとか止まりました。
片側は山斜面、反対側は２ｍほどの斜め下雑木林、このまま落ちても木に引っ掛かって車が潰れるくらいと思いました。

車から降りて林道を確認すると雪の下は全面アイスバーン、立っていられないほど滑ります、良くぞここまで上がったものかと。
バックギヤに入れたらアクセルを踏まずとも方行性を失い滑落してしまいますのでＤレンジに入れたまま人力で少しずつ
押し下げながら車の向きを変えたり雑木林に落ちないよう勾配の緩い登り口まで導く作戦です。
前進ギヤに入れて人の力で逆方向に押して下るなどは初めての経験でした。
ミーちゃん、リョウちゃん、ケイコちゃんが賢明のアシスト、とにかくハンドルもブレーキも効かないのですから皆さん頼りでした。
それでも賢明の作業が実り怪我もなくなんとか勾配の緩い斜面まで車を導いたのでした、ご苦労様でした。

登り口まで皆さんの知恵と力でなんとか降ろしほっと一安心、ここでミーちゃんが入れてくれたコーヒーの美味かったこと。
それではと釣行先を変え大移動、もう釣れなくても構いません、無事にみんなと遡行出来れば文句など有り得ません。
それでも落ち着いた先で全員渓魚に逢えたので今日の初陣は本当の祝解禁になりました。

【無事に到着した別の渓を颯爽と進む我ら】

【いの一番に渓魚を拝んだケイコちゃん】

【リョウちゃんは良き型を数尾上げたようでした】

【ミーちゃんはいつも通りに数尾上げ満足のようでした】

【私は皆さんの嬉しそうな顔が拝めればそれで満足、特に今日はそう思います】

【数尾上げた中の一年魚で錆びの強い子、真っ黒クロ助とはお前のことか！】

いやいや、波乱万丈の解禁日でした、しかしなによりも怪我もなく無事に終了して本当に良かったです。
また今シーズンもこのまま怪我事故のなきようお付き合い致しましょう。

このあと大宴会に突入したのですが、みんな無事に終りもう写真など撮っている気分もなく
お腹一杯にただただ食べて解禁を祝いました・・・お疲れ様でした。