平成25年6月23日 【日曜日

嬬恋に向かう途中、山間に浮ぶやけに見たことのない月夜にうっとりでした、聞けば今日はスーパームーン前日だとか!

昨年訪れた地にて不可思議な体験に包まれたのでした、それはある小さな枝沢にさしかかった時、突然私に精霊童子達が
語り掛けてきたのでした、「おじちゃん、あそぼ・・・」以下は割愛します、その後に訪れたしげさんも奇妙な体験をしたのでした。
しげさんは折角に訪れた河川ではありますがその地を後にしたそうです。

そのことを調べ上げた挙句の解明は仲間の皆さんも承知です。
それはこの流域にある小串硫黄鉱山(昭和46年(1971)閉山)で昭和12年(1937)に山津波(地すべり)が発生し
子供を含む245名と言う尊い命が失われたことに今回の異な体験は触していると私は確信しています。
昨年、来期秋には建立されている慰霊碑をその地に訪ねるべくを練馬の矢野さん、朝霞のケイコちゃんに告げると同行したいとの
返事を頂いていました、それではと今年いま一度あの地に立ってあれが幻なのか否か確認方々お二人とあの地に赴いてみたのでした。
勿論命の危険個所が一ヵ所ありますので安全を確保しての入渓を敢行しています。
若い矢野さんは元気です、ケイコちゃんは恋ノ岐やガラン沢遡行を走破しているスーパーウーマンです、よっぽど私より
しっかりしていますので安心でした。

入渓するもお二人には何も語らず目的の流れ込みに近づくと「おじちゃん、またきたの・・・」以下は割愛します。
正直鳥肌が立つほど驚きました、それは精霊達が私のことを覚えていた事にです。
私はそのまま数分語り合い秋にいま一度逢いにくることを約束しその場を去ったのでした。
帰りには同じ道を通らないので是非ともここで約束をしておかなければならなかったのです。

やりとりがあったことを何も告げずあとは沢遡行に没頭しました、皆綺麗な流れの生霊に逢うことも叶いました。
プチ魚止めまで赴きましたが時間の都合で今日はこれで戻りました、多分もう二度と踏み入らないと思います。
精霊童子達が言っていました、ほかのおじちゃんは語り掛けても何も喋ってくれない、淋しいと。
釣り欲ばかりの釣り人には何も感じ得る術など持ち合わせていないのでしょうネ〜!
せめて流れの生霊達は大切に致しましょうヨ、私からの切なる願いです。

私感ですがこの地を訪れる釣り人のマナーは非常に悪いです、あの源流域にも結構ゴミが捨てられていて帰りがけに
リョウちゃんとケイコちゃんが拾って袋に詰めている光景に私は感銘を受けました。
きっとこの森の精霊達も嘆いていることでしょう、見られているのですよ貴方も!

          
                               【あくまで清らかな流れです】

          
                          【プチ魚止めでリョウちゃんとケイコちゃん】

          リョウちゃん撮影
                            【けっしてセクハラではありません!】

          
                    【見事なまでの湧水の滝、もう踏み入れる機会はないかと!】

途中デポしておいた昼食(これがケイコちゃん手製の旨いもんなのです)を食べ、ごっつく疲れた体で帰路についたのでありました。
お二人さん、本当に楽しかったです、ありがとうございました、またこの秋お参りに出向きましょう。
関係者の方からお参りに是非きて下さいと昨年書き込みを頂いておりました、改めてお礼申し上げます。




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