平成25年6月30日 【日曜日

親父と呼ばれていた頃、釣りの帰りにある店に寄り店主と釣りのことで気が合いお話しをした時のことです。
あそこには岩魚がいるのですか?と尋ねると「あんたちょっと上まで行ってみ、たまげるほどでっけーのがうじゃうじゃいるから」
話し半分でも下心満載でいそいそと次の週に出掛けてみました・・・しかし釣果はたまげるほどの「ボ」でした。
また帰りにその店に寄り、釣果を言うと「多分この前の台風で全部流されたのでは」と。
「処であんちゃん頼みがあるんだけど、暇な時に持ち上げてくんねー」と言われ下流域の真っ当な岩魚を慎重に選び持ち上げたのです。
それから親爺と呼ばれるように成ってから一度持ち上げた場所で確認を試みたのみで暫らく時が過ぎたのでした。

今日は前々回、雨で延期したoldflymanさんとそんな裏淋しい河川の未踏域源流部散策を敢行して参りました。

          
                           【里山源流でも深山奥域の流れです】

          
                              【増水の流れから良き岩魚を】

          ミーちゃん撮影
                    【いつもの白い帽子を忘れ・・・コロコロ不思議と転びます!】

          
                             【まったりと出てくれました、感謝】

          
                              【今期また訪れたい流れです】

かなり深い未踏域への散策はやはり危険を伴うのも否めません、しかし勝手知ったるお互いの間合いは心強いものがあります。
昔にこのGPSがあったならこれほどに事が上手く運んだでしょうか、不慣れな山合の中にあって実に頼もしい羅針盤でした。

今日はこんな源流域に居付てくれていた岩魚に逢うことが叶いとても満足しています。
苔の塩梅からいま少し水量が落ちたくらいが平水に思います、次回はそんな落ち着いた流れの時に再訪したと思います。
ミーちゃん、本日はお疲れ様でした。


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