平成25年7月28日 【日曜日】  2013

今日はoldflymanさん(ミーちゃん)と共に小さな里山源流へ出向いたのでありました。
午前2時過ぎまで降っていた雨もなんとか上がり、そのまま持ちそうなのでのんびりと4時に落ち合い現地へ向かいました。
梅雨明けの空は相変わらず気ままで晴れの予報でも安心して遡行などできません。
先ほどまでの雨で薮の中はむせ返るような湿気、それでもこの先に待つ極上の釣果を信じ杣道を遡行致します。

真の岩魚域とは最上流部の付き場に雌岩魚が溯上し、そこで最強のDNAを持った大型の雄岩魚を待ち焦がれているのです。
これは強い遺伝子を後世に残す為に太古からの営みで避けては通れない修羅場なのです。
こんな小河川でも下流域からの溯上は不可でこの河川内の幾つものトラップを潜りぬけた兵だけがペアリングの資格を得るのです。
ただこれを骨子から砕いてしまうのが人間なのはもう皆さんもお解りと思います、源流域にそれなりの型物岩魚が棲息していないのは
持ち去るからなのです、せめて尺上と泣き尺岩魚は元の棲み処に戻して上げて下さい、根こそぎなどはもってのほかです。

さて中流域からの竿出しですが、ミーちゃんは薮と言うことでフライ仕掛けに渓流竿の井出達、私はシーズンを通してワンパターンです。
多くを語れませんが、渓相を省き、事実のみを載せました、ミーちゃんから頂いた写真は私の日記として残させて頂きました。
要は秘密の沢なのでまことに残念ですが載せられません、ただこう言った小河川も稀にあると言うことです。

          これは八寸岩魚ですネ。
                              【良型の連荘が続くミーちゃん】

          見事な34cm岩魚です。
                        【流石の技ありで手中に納めた居付岩魚34cm】

          棲み処へ戻します。
                            【優しく棲み処に戻すoldflymanさん】

          この子は九寸でしょうか。
                      【私も1尾、久々に源流域を堪能出来た半日でした】

今日は自身の謳い文句でもある、里山源流をoldflymanさんと怪我もなく目一杯満喫できました。
また源流の長たる尺神も間近に見ることが叶い嬉しかったです、あれほどの出数も久々でした。

本来このような水域は伏せるべきが常套なのは分かっておりますが、絵日記として観て頂ければと。

一緒に遡行下さったoldflymanさん、ありがとうございました。



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