本日は予てから子持ちのFCさんと奥利根矢木沢川界隈の散策に向かおうと言うことで開門６時のゲート前に到着です。
しかしなにやら見慣れた仲間が並んでおります。
「島ちゃん山日記」の島ちゃん、「おちゃだの独り言」のおちゃさん、「つりまるの釣り日記」つりまるさん、でした。
久々の再会に握手や抱擁（してません（笑））を交わし身支度など整えているとおちゃさんが、クラさん、島ちゃんが渡船して
くれるので渡りましょう、並んでいる船の沢割りもなんとか納まったので渡って沢に入りましょうとの提案、それではとご好意に
甘んじ乗船させて頂くことになりました、かくして予期せぬ奥利根、沢散策に向かったのでありました。
島ちゃんはまったりとワカワギ釣り、おちゃさんチームはコツナギ沢、FCさんと私は奈良沢へ。
しかし私達はここで大きな誤算が後々に待ち受けていることなど全く気にも留めず、意気揚々と勇んで踏み入るのでありました。
２年前の豪雨で過去の渓相記憶と掛け離れた風景ですが、そこかしこに渡る記憶の片鱗に目を瞠りました。
途中枝沢に折れいつぞやの大物岩魚の沢に向かいますが、時々の溯上大岩魚の影が気になりました。
レギュラーサイズを釣り上げているとFCさんが尺ものを手にしたようでした。
私はここぞと言う大場所で５０を越える岩魚に粘り、やっと喰った矢先に早合わせをして口から外れてしまいました。
後に鉤の懐が開いてしまったことに気付き、大岩魚を舐めていたことに反省しきりでした。
【レギュラーサイズに構われている私】
【尺ものを掲げているFCさん】
【余興の枝沢、すこぶる良き渓相に反比例の薄い魚影】
【雪渓が出始めました、水温も低めです】
雪渓でこれ以上の遡行は断念と言う場所でFCさんが大物を掛けました、竿を立てることもままならぬ狭い天井です。
足元まで引き寄せタモに入れようとした瞬間、流芯に逃げられミチ糸を切られました、それはもういままで見た岩魚の魚体では
最大クラスで二尺近い魚体でした、それもFCさんは２回も同様な展開で涙を呑んだのでした。
【行く手を阻まれた雪渓】
【崩れそうな下は潜れません】
【暗くて分かりませんが、大岩魚をいなしているFCさん、この後キャッチ直前でブチッ！】
私もFCさんも矢木沢仕様で臨めなかったことが今回の敗因であることは重々承知でしたが、まさか以前を上回る大岩魚が
掛かるなど努々思いませんでした、ありがたい誤算ですネ。
それでも大岩魚の手ごたえを十分に堪能できた１日に変わりはなく、今日この矢木沢入りを配慮して下さった
島ちゃん、おちゃさん、つりまるさんに改めてお礼申しあげます。
FCさんと私は大物のオートリリースが出来たと強気の発言で幕を閉めさせて頂きます。
