平成25年11月17日 【日曜日

里山源流散策と銘打って相変わらず禁漁期の彷徨いが続いております、実の処先週の10日も彷徨って参りました。
流石にこの地は伏せなければならぬと更新を控えました。

今日17日は朝こそ気温が下がりましたが、午前10時の現地では薄着で十分な気温でした。
林道のすれ違い場所に車を止め目的の沢筋に取り着きます、暫らく登り小滝を巻き始めるとなんだかゴミが目立ち始めました。
おかしい、おかしいと思いながら突き進んでいくとポッコリ小道に出てしまいました、あっれ〜!
民家が佇んでおります、しかもパラボラアンテナに乗用車、小道を歩いていたらおばあちゃんが「どっからきたん」と驚き顔!
私は前橋からこの沢の源流を訪ねに林道に車を置き沢から這い上がってきたのですと答えると「ここまで車でこられるのに、わざわざ苦労して」と
お笑いの瞬間でした、畑には電柵が張られていたので何避けですかと尋ねると「猿と猪避け」と仰っておられましたが、いまは慣れ過ぎて効かないとか。

そこで聞いてみました、この沢に魚がいますか?と、「沢蟹はいるけど魚は見たことがない」「沢蟹を食べに猪がくるんさ」と。
石に腰掛け暫らくお話しをさせて頂きました、子供達は結婚して町に住んでいるそうでもうここには爺ちゃんと2人きりだそうです。
それでも爺ちゃん車が運転できるので不便は無いそうです、しかもお隣まで車で10分だそうです。
おばあちゃんに家の横を通らせてとお願いし、散策の続きを開始致しました。

母屋の横の沢を登り行けば取水管が見えてきました、これを飲料水に使っているのですネ。
暫らく登り水が無くなりジエンドです、これはこれで満足の散策でした。

 
      【結構長い距離取水管が敷かれていました】        【水はもう土の下、ここには色々な茸があるそうです】

そこから移動し、いま1本の源流域に到着です、ここは意気揚々と登りあぐねればあっと言うまに滝に阻まれここもジエンド、なんと言うこと!
折角きたのだからとここで昼食、珈琲を淹れ暫らく独り微宴会を楽しみました、ラジオからNHKの素人のど自慢が流れています。

 
                      【行く手を阻まれた滝、その横でランチタイムに勤しみました】

                    
                         【帰り道にはこの子に行く手を阻まれました!】

面白い、実に面白い、こんなことをやって行ける己は幸せ者です。



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