平成25年11月24日 【日曜日

カシミール3DからGPSへ目的の場所を落とし込んでおいたので地点場所を容易に見付けることができた。
林道を少し分け入ると微かな獣道を発見、ここを70mも下れば地形図の徒歩道に当たる筈と下降する。
思惑通り徒歩道に降り立つ、意外に綺麗だ、何の為にわざわざこんな鄙びた場所が地形図に点線で描かれていたのかは
後に判明しましたがそのことには敢えて触れません。

          見事に落ち葉が敷き詰められています!

それにしてもふかふかな枯葉の絨毯を踏締めて歩くのは非常に心地良い感じです、下流域を知っているだけに眼下を流れる沢に
心奪われます、この場所のように綺麗過ぎる滑床の地形ではスカを喰うのは常套で岩魚の棲息は厳しいと思いました。
ただ1年魚の1尾でもこの目に映し込んでくれたなら幸いかと・・・棲息を望むこと自体贅沢なんでしょうネ。

暫らく行くと隣山へ続く徒歩道にそれはありました、何がでしょう!書きません。
そこを源頭目指してもくもくと辿り歩きました、素晴らしい渓相に単独を忘れます。
ふと我に返り足元の水を掬い飲んでみました、・・・美味しい・・・でも岩魚が好む水ではないような気がしました。
澄み過ぎていて生命反応すら感じさせない、そんな勝手な印象でした、でも結構当たるのです。

          流れの水はとても美味!

今日ここへ踏み入れただけでも満足ではないだろうか、惜しむらくはこの流れを翔け昇って行く
兵が見られなかったことでしょうか。
でもきっと誰もいない時にそっと翔け昇って行っているのでしょうネ、そんな一縷の望みを胸に踏み跡を辿り帰るのでした。
帰りは林道まで徒歩道で戻ることができたので楽でした。
本日も里山源流に拘る親爺のそぞろ歩きでした、うん、やめられないです。


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