平成25年12月1日 【日曜日

このあいだGパンにスパイク長靴と言う、いい加減な風体で臨み、やっぱり中流域で行き詰まり敗退した
沢に久々に子持ちのFCさんと出掛けて参りました。

いつもの沢歩き支度でいざ出陣、沢を拝みながら登り始めました、目に映る魚影にやれ木っ端だ、親だのと楽しみながら登ります。
すると上流域辺りから徐々に歩を増す毎に薮がきつく成り始めました、しかも滝で高度が一気に上がる始末、それも連続!
薮を抜け沢沿いに登るのは困難と判断、尾根筋に逃げることと致しました。
今回この決断が功を奏したと申しましょうか、ヒットがイレギュラーでランニングホームランに成った様な感じでした。

尾根筋まで上がるとFCさんが「クラさん、別の流れが左に有る」と面白いことを言っております。
しかし眼下を見ればそこには右の沢とは打って変わった穏やかな渓相が、しかも好ポイントが連続していました。
こう成れば右を捨てて左に進路をとるのは当り前、するすると立ち木を頼りに滑り落ちました。
当然地図に水線などある筈もなくGPSを頼りに詰め上がります。

          薮から天国ヘ!
                        【人の手の入った尾根筋も今では閑静なものです】

この沢に降り立ち先ず最初に感じたこと。
>こんな釣り易い沢なら誰もが釣りに入っている。 >こんな穏やかで好ポイントが連続する沢など釣りきられ魚が居る筈ない。
と思い2人で沢を両サイドから闊歩し始めました、オ〜!色々なポイントから岩魚模様の魚がビュンビュン走ります。
もういないだろうと思うような上流のチョロチョロの流れにも木っ端は潜んでいました。
距離もそこそこに長く盛期には存分に楽しめる里山源流を手中に納めることが叶いました。

          後姿が淋しいとFCさん(笑)
                           【GPS頼りの徒歩道、迷子になりません】

この時季にこんな穏やかな沢にこれだけ多くの魚影の走りが見られること事態異常です。
この沢がマイナーでいられるのは帰り掛けに調べ上げたある秘密が有ったからでした、この件は黙殺しますが。

そんな訳で里山源流散策は雪で阻まれるまで続けるつもりです。
子持ちのFCさん、今日も1日ありがとうございました、ここは来期が楽しみですネ。



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