以前のある日、釣り友「子持ちのFC」さんにとある細い流れの所在を尋ねた所、知ってはいるが踏み入った事は無いとの返事。
それではと2人で岩魚散策に出掛けて参りました、超辺鄙な里山源流、写真を見ても恐らく誰も分からないでしょう。
現地着が午前8時半、深夜に降雨があったらしく茂みは濡れていました、源頭近くまで作業道を登り詰め溜まりを確認するべくFCさんが
沢に降り第一声、「走ったよ〜!」・・・それではとひとしきり下流域まで戻り岩魚散策の始まりです。
最終堰堤の淀みにブドウ虫を投げ入れると着水と同時に8寸ほどの岩魚が飛び付いてきました、それはもう目が点でした!
その最終堰堤をやり過ごすと殆どが水深15cmほどのチャラ瀬状態、そんな中の枯葉が積もった瀬に付いている岩魚君は
驚くほどの走りを見せて私達を楽しませてくれます、この沢の親は大きくとも8寸と思われます。
しかしそんなに長くない流れの中で多くの岩魚を見られるとは全くの誤算でした
そして岩魚達のペアリングがあちこちで確認できるとは夢にも思いませんでした。
雄が雌の体に刺激を与え産卵を促す行為も幾場かで目視できました、まさにこの時季特有の営みを確認出来たことは嬉しい限りです。
FCさんも「まさかこんな辺鄙な里山源流でこの時季にこれだけの岩魚が見られるとは」と感嘆の弁でした。
走りも見られなくなった源頭部でここまでと諦め、今日の散策に終止符を打ちました、後は来期です。
【細い流れの中を注視している子持ちのFCさん】 |
【素晴らしい渓畔林です】 |
【この産卵床では2尾の雄が雌を取り合っていました!】 |
【これはFCさんの水中写真ですが、良く逃げなかったものです】 |
【FCさん土手の上でこのクワガタを撮ってました、越冬するのでしょうか?】 |
【場所を大幅に変えただいまミソラーメン製作中、この作業道はこの先まだ500mも続きます】 |
【昼を食べたあとの山中巡り(^_^;)】 |
子持ちのFCさん、里山ありきの奥域へお付き合い下さりありがとうございました。
この時季にあれだけの岩魚達に逢えたことも珍しいですネ、今度は盛期に訪れて見ましょう。
お疲れ様でした。