平成27年3月1日 【日曜日】   2015

あっと言う間に渓が開けました、焦る気もなく待っているときこそこちらに向かって、それはそれは超特急並みの速さで押し寄せて
くるのでありました、今日渓を共に歩いて下さる釣り友は大物ハンターと呼ばれているミサちゃんです。

天気予報では大荒れとの事、それでも雰囲気を味わえればとお互い駄目元で出掛けた次第です。
雪のちらつく中、現地に到着すると他県ナンバーの先行者、ノーマルタイヤにチェーン・・・力が入っています!

先人は既に出撃済みですがこちらは朝食を軽く摂りのんびりと向かうのでありました、足跡を辿れば同じ流れに向かっている様です。
この時期の雪中行軍は体が慣れていないので嫌いです、とぼやいてもとにかく歩かなければ着きません(笑)

今日はどのタイプのシューズを履くか少し迷いました、それは2月8日に子持ちのFCさんと雪の里山源流にラーメンを食べに出掛けたとき
フエルトスパイクのシューズ裏にビッシリこびり付いた雪が固まり付いて難儀したことを思い出しフエルトにするかラバーにするか迷いましたが、
結局ラバーシューズに決めました、個人の感想は雪をはじく能力は抜群の力を発揮しましたがあの黒苔にはフエルトに分があるようです。

入渓地点は思った通り私達が行く渓と同じ流れでした、しかもこの時季特有の渇水現象で発生するあの黒苔がビッシリはびこっています。
これが発生した流れに岩魚を求めるのは大変厳しく釣果などは二の次で滑る遡行の危険を回避することに集中しなければなりません。
正直雪代で洗い流された後でないと思う様な活性は望めないと思いながらも竿を出す我らでした。

暫く追尾すると先行者の足跡も私が目論んでいた枝沢には向いていないので私達は枝沢に進路を取りました。
そこでお互い「ボ」を解除し行ける所まで進み水深が厳しくなった処で怪我のなきよう安全な岐路を選び車止めまで戻ったのでありました。
他県ナンバーの方は恐らく厳しい釣果で早々に退散したと思われます、あの流では生命反応すら窺えませんしネ!

   
                             【ご覧の時間と午後は雪が強かったです】

   
                       【長めのラインを振り子の様に上手く落とし込むミサちゃん】

   
                    【なんだかんだ上げてます、しかし色々なことを良く話しました】

   
                 【餌釣りでも我ら完全なキャッチ&リリース派です、持ち帰るのはカメラの中】

私の釣上げた記念写真はあまりに年寄りじみた顔で人様に見せられる写真でなくボツにしました(笑)ミサちゃんごめん(^_^;)
そんな訳で今期初の釣りはミサちゃんと一緒に為し遂げることが叶いました、雪に妨げられ食事もままなりませんでしたが、
とても楽しい充実した遡行でした、ありがとうございました。

また機会を合わせて出掛けましょう、お疲れ様でした。





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