平成27年8月2日 【日曜日】   2015

本日はいつもの「太平楽な日々」管理人oldflymanさんとの同行です。
行き先は6月28日にミーちゃんと出掛けた支流域の詰め上がりです。

釣り人との鉢合わせを心配し午前4時には現着し待機していました、見れば道路に相当量の出水の痕跡がそこかしこに見られます。
薄明るくなった頃にいよいよの出立ですが渡渉点の水量は案ずることもなく目的の支流域へ向かうこととなりました。
今回はミーちゃんが気付いてくれたショートカット道からのルート取りで向かうのですがいきなりの胸突き八丁、寝不足の私には効き過ぎて
気持ちが悪くなる始末、それでも自身を騙し騙しなんとか目的の流れに近い尾根沿いに辿り付きました。
あとは木々を頼りに降下、相当な時間の短縮が出来たことは間違いありませんがまた此処をよじ登ると思うと冷や汗が・・・!

支流域下部及び中程はポツポツ、上流域はとめどなく岩魚が出てくれました、私にして見れば先週も爆なので大雑把な
釣りが目立ち、これではいけないと丁寧に心掛けましたが、やっぱり好ポイントばかり狙っていましたネ。
ミーちゃんも上流域においては竿の撓りが止まらず満腹状態と、何とも贅沢な詰め上がり遡行と成りました。
上流域の岩魚達は計った様に8寸、時折り9寸が見られると言う感じでしょか、このことは正常な生態系を示しています。
それにこの規模の流れにおいては恐らく居付の尺絡み親岩魚は持ち去られるのが常で影の薄いのは致し方ないかも知れません。

源頭を目指すべく入渓した訳ですが余りに遡行時間に手間取り(本当は嬉しいのです)目標として決めていたランドマークには
辿り着けませんでした、しかも源頭間近でまたもや雷鳴にて撤退を余儀なくさせられました、私達は一発でも鳴れば撤退は
思案の意ではありません、そんな訳で本日も満足以上の釣りが叶いました、詰めの完了は次回まで楽しみの先送りですネ。

贅沢ですが、釣れ過ぎは釣り人の手腕を低下させると共に遡行時間に大きな狂いを強いられます。
今回感じたことは岩魚と言う魔力に惹き寄せられ(もう少しもう少し)深みに嵌る釣り人がいつ正気の沙汰に戻れるか否かでしょうか。
そして気持ちの切り替えを早めに行い、怪我もなく安全に出立点へ戻れるよう自身の欲を抑えねばなりませんネ。

岩魚とは魅力的且つ美しい怪魚です、岩魚に魅了され尊い命を捧げてしまった釣り人を幾人も存じています。
是非私共々皆様にあられても随分と臆病に成って下さい、己の酔狂で家族に悲しい思いをさせてはなりません。

今回は刹那の時として遡行写真に留めさせていただきます。

【以外に広い中流域】

ミーちゃん撮影

【いま少し狭いと私の好みです】

【朝霧に立ち竦むフライマン1人・・・良いですネ〜!】

ミーちゃん撮影

【5.1に1ひろ、これが私最大の武器、他は扱えないと言うことですハイ!】

【ミーちゃんも私も好ポイントを狙っていきます】

ミーちゃん撮影

  【そうでないと時間が掛り過ぎ遡上出来ないのです!


oldflymanさん、いつもながら卓越したルート取りには関心させられます、またあの先を訪ねましょう、お疲れ様でした。



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