平成27年8月9日 【日曜日】   2015

今年4月4日魚止めにて詰めを残し撤退してきた源流域の再探索に出掛けてまいりました。
同行して下さいましたのは「太平楽な日々」管理人oldflymanさんです。

多くの釣り人に見られる「滝の上確かめたい症候群」と申しましょうか、滝の上はパラダイスと言う淡い望みを賭けての冒険、時に危険を伴うのも承知、
私達の技量の範疇を越えるようであれば文句なく撤退すべく臨んでまいりました。
ただ黙々と魚止めまで詰め上がるのも味気なく糸を垂らしながらの遡行です、そうしないと息が上がって持ちません。
時々岩魚の顔を拝み休み休み詰め上がりました、そしていよいよの魚止めの滝、私が休んでいると「ちょっと試し登りをして見ます」とミーちゃんが滝の
左岸側に取り付き登り始めそのまま登りきってしまいました、休む間もなくザックを背負い私も取り付きなんとか滝の上に出ることが出来ました。

そして暫く遡行をすると滝上の全容が判ってきました、そこは全てが岩盤でトイ状に形成され岩魚が居付場所など微塵もありませんでした。
そうここは確かに魚止めの滝上の流れであってそこは生息不可能な流域なのであり納得の確認となりました。
しかしこの清々しい気持ちは一体なんでしょうか、恐らく源流域を目指して釣りをしてる釣り人なら分かって頂けると思っています。
此処は海抜1105m尾根筋まで80mほどの位置でしょか、スカパラダイスを承知で臨んだ今回の滝上探索、一縷の望みは砕け散りましたが、
胸のつかえは気持ちが良いほど取り除かれました、ただ「滝の上確かめたい症候群」は尽きないのです。

【滝上の散策だけでは色がないので早々に開始!】

ミーちゃん撮影

【ポツリポツリと釣りなどしながらの溯上です】

【いつもと変わらない】

ミーちゃん撮影

【お互いの釣りスタイルです】

【ぬかるんだ瓦礫状の壁をそつなく巻くミーちゃん、本来ならこの上はパラダイスの訳なのですが(^_^;)】

ミーちゃん撮影

【巻き上がった源頭近くで記念撮影です、一度これが撮りたかったのです♪】

【帰路の杣道にてミーちゃんが先細りの崖渕でキノコの撮影、結構谷底まで距離があるのです滑落したなら・・・!】

【これは谷違いの流れから幸いに掛ってくれた9寸君】


帰路はoldflymanさんのGPSに描かれている杣道を見事に発見でき、危険を回避しながら下山の途につけました。
今回もoldflymanさんの確かなルーファンで山中彷徨うことなく出立点に戻ることが叶いました。
またどこぞの源流でご一緒致しましょう、お疲れ様でした。


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