平成27年9月13日 【日曜日】   2015

本日は久し振りに「練馬のリョウさん」を交え「太平楽な日々」の管理人oldflymanさんとの3人釣行となりました。

来週は群馬も禁漁、その辺りを踏まえ先行者を嫌い、久方ぶりにヘッドランプを灯し先手必勝とばかり暗がりの林道を黙々と上がりました。
そんな甲斐もあり取敢えずは一番乗りができ、ミーちゃんもリョウちゃんも未踏域の流れに踏み入ることが叶いました。

高巻きを無事にこなしいよいよこれからと言う核心部に降り立ち、竿を用意したその時に思いもよらぬ顛末が待ち受けていたのでした。
それはヘルメットを被った沢登りの人が後から上がってくるではありませんか、その方の第一声がこうでした、
「この川はみんなのものです、駄目と言われても先に行きます、出来るだけ場を荒さないよう遡行しますので」と言うと後から来るは来るは
総勢8人の老若男女、率いるリーダーは50歳前後に見えました「ここはポイントを潰さぬよう巻きながら上がります」と言うので
私達はこれ以上話し合っても無理と考え先を譲る事としました、恐らく見える範囲では荒らさぬよう遡行するでしょうが、8人もの精鋭が狭い沢の
ポイントを潰さずに遡行できるなどあり得ないことと思い、これでは時間差で付いて行っても岩魚は出てこぬと確信、潔く撤退を決断した次第です。

まぁ確かに道理は通っています、釣り人なら先行優先と言う暗黙のルールで成り立つのですが、如何せん沢屋さん。
釣り人がいようかいまいが好きなように遡行し、禁漁であろうがなかろうが釣りをして食す、こんなことがまかり通るのです。
いままでもこんなことが幾度かありましたが私も黙認していました、ブログに禁漁期に釣りをし食している記事や写真を堂々と貼っている無知な沢屋さん。
沢屋さんと釣り人とのトラブルも色々聞きますが、お互い譲り合うのも解決の糸口です、しかし常に釣り人がおざなりにされるのは如何なものかと。

お前の河川じゃないと言われればそれまでですが、貴方の河川でもないのです。
ただこれだけは言えるのです、私達はその河川の遊漁券を購入し、その河川で遊ぶ権利を得ているのだと。
暗いうちから目的の渓に辿り着き、いよいよこれからと言う所でバシャバシャと先に入って行かれる悔しさは計り知れないのです。
ならば沢登りのパーティーも目的の渓の入り口に陣地取りならぬ先行者を置き仲間が揃うまで釣り人が入るようで有れば
「これから私達は此処へ入りますヨ、それでも宜しいですか?」と。
釣り人もルールに乗っ取って遊んでいるのですからネ、沢屋さんもそれくらいの気を遣って欲しいと思います。
なんでもかんでも自分達の遊びの為に釣り人を後廻しにしないでと強く願います!

そんな訳でまたしてもミーちゃんとリョウちゃんは未踏域のままで終っていしまいました、来期ですネ。

そして退渓し流れを変えての釣りはリョウちゃんも久方ぶりに数を見、ミーちゃんにして見れば8寸強の見事な岩魚で締め括り
私は相変わらずの釣りで本日の遡行が終ったのでした。

【リョウちゃん早々の釣果!】

【果敢にフライを打ち込むミーちゃん】

【この頃は未だ後から魔の手が伸びていることなど…]

【・・・知る由もありませんでした!】


そして撤退を余儀なくされ新たな流れに臨んだ我らでした。

ミーちゃん撮影

【心機一転の流れでも】

【まずまずな岩魚が現れてくれました、感謝!】

【ミーちゃんは見事に9寸弱を上げております!】

【リョウちゃんは自身今日一に巡り会え満足!】


まぁ色々ありましたがとりあえず釣りになりました、此処へ来ての山釣りは我々にとって残り少ない貴重な時間です。
そんな貴重な時間を共に過せましたこと、oldflymanさん、練馬のリョウさん、ありがとうございました。
また機会を合わせてご一緒いたしましょう。



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