平成28年5月6日 【金曜日】   2016

私にとって久々のカレンダー赤文字外の休みと成りました、以前からこの日にどうですかと連絡を頂いていた
「練馬のリョウさん」との同釣行と相成りました。
赴く先はリョウちゃんが未だ足を踏み入れていない流れで、此処20数年の間に台風や大水で岩魚達が押し流された厳しい細流です。
過去に2度ほど持ち上げたのですが其の度に大水が出て押し流されたと言う苦い思い出のある流れに今日は舞い降りて見ました。

現着するも早朝は気温4℃、朝食を摂り冬支度で臨みました。
此処は入渓できるまで険しい杣道を辿り行くので気を引き締めて遡行せねば成りません、そんなガレ場をを幾つかやり過しいよいよの開始です。

冒頭の写真にあるように水温はかなり低くリョウちゃんは岩魚達の喰い気にタイミングが合わず難儀していたようですが、
徐々に慣れ笑顔が零れるように成りました。
この流れはある一定の区間を過ぎると釣れ始め、小滝を過ぎると全く生命反応が無くなります、その流程も結構長いのです。
しかもその生命反応が窺えない流域の渓相はとても素晴らしく穏やかな流れで、私は過去に一度だけ岩魚を掛けた経験があります。
しかしやはりこの地には持ち上げない限り岩魚は居付かないと考えた次第です、リョちゃんからも持ち上げましょうの声が!

そんなこんなで棲息する区間には若干に魚影が回復し源流域の流れには相変わらず厳しいとの結果が自身の肌で感じることができました。

【水温も気温も低い筈です、今だ残雪のある杣道を歩くリョウちゃん】

【勝手が違い戸惑うリョウちゃんですが徐々に慣れ魚信が取れ始めました】

【お互い八寸が下がっております】

【ですがこの流れなら十分過ぎますね!】

【このような小さな落ち込みの淀みには潜んでおりますが、喰い渋りは否めないようです!】

【細流好きの私にとってはたまらない流れです、これで魚影が濃ければなど贅沢この上ないです】

【手の岩魚を撮ると思いきや私にレンズを向けたリョウちゃん】

【それを上から撮っている私!】

【この上は滑床回廊が続き岩魚の溯上は敵いません】

【せめてこの澄んだ流れに居付かせてあげたい】


魚影の確認と伝えて踏み行ったこの流れ、思いのほか良型の岩魚達に巡り逢え嬉しかったです。
また大水で落とされるかも知れませんが、いつしかの良き日に持ち上げたいと考えております、いつしかです。
本日は色々なことに思案中の「練馬のリョウさん」お疲れ様でした。


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