平成28年6月5日 【日曜日】   2016

今年に入り公私共に苦境の狭間に立たされている、身近な釣り仲間の皆さんには伝えてあるのですが、詳細はこの場では控えさせて頂きます。
ただ今の私が押し潰されないでいられるのも釣りと言う趣味に後押しされ仲間の皆さんが居てくれるからだと改めて感謝致します。

単独での遡行ではあまりにも心細く切ない為、本日は「ふぃーるどすとりーむ」管理人yamameさんとの同行と成りました。

行き先は北毛地区の渓です、現着し空が白み始めた頃には目的の流れに向かいます。
2K半ほど林道を登った所で崩れ落ちた林道脇から流れを望めば、ウワ〜!渓の真ん中にテントが設営されております。
3Kほど歩いた所でとりあえず入渓するも昨日散々叩かれたあとでは木っ端が上がるのみ、即別の流れに撤収です。
暫く林道を下り入渓、しかしこの流れは鉄分が多く水の色が荒んでいてどうやら岩魚の棲息は望めないと判断、即移動と成りました。
今度は尾根に向かう上り坂を3Kほど登ります、あまり釣りに深入りしていない為さほど疲れはきていないので助かりました。

車止めから大幅に移動をし昨年の大水でガレ場と化した支流の確認に向かったのでした。
ここでも車止めから3Kの行程を和気藹愛と登って行きます、いよいよの支流ですが途中まで遡行するもあまりに崩れ落ちている為、
危険と判断途中棄権と致しました、そしてそのまま尾根筋を横這いし本流筋に降下、源流に向かいます。

それにしても5年振りで大水が出た後とも成ると渓の顔がすっかり変わっていたのに驚きです、杣道など跡形もなく流され大水の脅威に目を瞠るばかりです。
きっと皆押し流され棲息は困難かとも思われましたが、時々竿を絞る良型岩魚に「頑張ったネ」の気持ちが湧き上がりました。

一緒に歩いてくれたマンちゃんには少し厳しい遡行と成りましたが、愚痴も出ず笑顔で今回の散策を同行して下さいました。
釣果的に満足と言えませが、今日同行してくれたマンちゃんには心からありがとうの言葉しか思い付きません。
行き先は私の我儘で右往左往してしまいましたが、今後また出掛けられる時の引き出しの一つに成ればと思っております。

【この先にテン場を構える先行者が居た為、早々に退散】

【以前は岩魚が棲息していたのですが!】

 【あきらかにこの流れは荒んでいました、撤収!】

かくして大水で崩壊した支流へ大移動!

【懸命に打つのですが岩魚にそっぽを向かれてしまったマンちゃん】


【ゴメン私の渓の選定ミスでした!】

 【この子は真ん中の石の左側のエグレ水深10cmほどの所に】

【潜んでいました、岩魚とは斯くもあっぱれな魚ですネ!】

【このような記憶にない流れ筋が出来ておりました、それでも残ったネイティブ岩魚達は逞しく棲息していることに感動さへ覚えます】


yamameさん、本日は厳しい渓を同行していただきありがとうございました、またご一緒致しましょう。



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