16-08-07

平成２８年８月７日　【日曜日】　　　２０１６

ほぼ１ヶ月振りの釣りが叶いました、仕事が順調になった訳でもなく思い付きでいまならお盆休みに挽回できるかもと言う安易な考えでした。

今日は昔馴染みな釣り友の「ツカさん」にボートを出して頂き、「太平楽な日々」管理人oldflymanさんとの３人釣行となりました。
ツカちゃんとは昨年に約束を頂いておりましたので今回の同行は願ったり叶ったりとなりました。
行き先は群馬最後の秘境奥利根です、坂東太郎の流れだしと申しましょうか、矢木沢ダムに守られた利根川の源です。

ゲート前に午前４時着、６時の開門前に朝食や支度を整え幾艇かの人達と連なりダムサイトまで上がります。
ツカちゃん慣れた作業でボートを降ろしいざ出撃と成りました、周りを見渡せば相変わらずの渇水に崖が向き出しと成っており
これから沢に入る私達にとっても厳しい遡行が見て取れました。
インレットに着くまでは水流れていないのではと心配もしましたがなんとか散策になる水量に安堵し駄目元で入りました。

沢を遡行すればとにかく水が温かく、気温も下界並みに上昇、こんな奥利根は初めてでした。
ダムサイトの漁協の方に聞けば岩魚もダム湖のほうが水が低く温かい沢には溯上しないのだそうです、帰りがけに別の沢に
入られた方々も激渋と仰っておりました、そんな中私達はまずまずだったので沢の選択は良かったようでした。

行きたくても中々叶わぬ奥利根の懐に詣でることは希少な遡行ですが、釣り友の計らいでとても楽しい時間を過すことができました。
３人に課せられたこれだけは釣ろうと言うノルマも達成できました、また天候に恵まれた１日でもありました。
私と言えば普段ならなんとも無い遡行ですが今回はボロボロで脹脛が釣りっぱなしな情けない沢歩きでありました。
それから今までに何度も入った奥利根の沢ですが今回初めて山女魚を釣ってしまいました、あとはウグイ待ちです！