平成28年9月11日 【日曜日】   2016

6月以後、半減してしまった出撃回数も気付けば禁漁がそこまできている、家内から明日は大丈夫だから行ってくればとのお言葉に甘え
そそくさと出掛けました、幸い夕方まで雨降りはなさそうなのでお気入りの里山源流までひとっ飛び、現着6時。
午後仕事がしたいので午前中には戻りたい、そんな贅沢な釣りが出来るのもお気入り里山源流ありきでしょか。

3年ほど前に子持ちのFCさんと最深部まで散策に入り源流域で滑床階段の棚からぬるりと下の棚にこぼれ落ちた丸太の
ような40upの潜水艦岩魚が居たことを思い出し赴いてみた、今日は時間の都合上絶対居るであろうポイントのみ鉤を落とし源流域へ。
しかし増水気味で騙しポイントが幾つもできている、こんな時は長年培った己の目を信じよう、上手い具合にポイント毎
ほぼ確実に釣果が訪れてくれる、7寸のレギュラーサイズに時折り8寸が混ざる、1人ほくそ笑む。

サイト運営をする前は殆ど単独で釣り歩いていました、その時見付けて置いた細い沢が役にたっている、こんなにも萎えた気持ちが奮い立つ。
皆で行く深山奥域も素晴らしいが、ちょっと出掛けてぴしっと岩魚に逢う事が出来るなんて粋なことでもあるし、ちょい釣りには事欠かない。

単独なので好き勝手に遡行できるがその分息の上がるもの早い、少し落ち着いて遡行しよう。
目的の滑床回廊に着く、既に相当尾数を見ているので気持ちが和らいでいる、それでも彼が居た所までは登ってみました。
笹濁りのその場所に誘いを掛けてみたが、虚しく鉤は流れて行った、そんな上手い話しはないなと最後に一縷の望みを賭けた。
瞬間ぐいっと引きこまれしめたと思いました、この時の為に持ってきたoldflymanさんに作って頂いたネットで待ち構えた。
でも引きのトルクで丸太ではなく枝サイズと悟った、上がってきたその彼はとっても肥えた岩魚だった、どじょうも3年も経てばいないのは当然!
しかしこれと思ったポイントから出てくれたことには感謝せねばなりませんネ。
こんな滑床の棚には通常居着かないのが定説でこの子がここまで溯上できたのも凄いことです、改めて感心。
いや待てよ、上から落ちてくるなんてことは・・・ないな、最深部は猫の額ほどの水が湧き出ている場だけなのです。

私はネットを使っての写真が下手だ、皆さん上手く撮っている、私は砂利場に置いて撮るのが性に合っているようだ。
そして帰路の落ち込みで潜水艦岩魚に遭遇したのも嬉しかった、その彼は船尾を下流に向け凛と佇んでいた。
無性に挑戦したかったがロープがないとポイントまで降りられない、次回の楽しみがまた増えた。

と、そんな午前中の戯言を写真日記に残し明日の糧にしよう。

【岩影からもんどり打って出てくれた】

【レギュラーサイズの岩魚君】

【4段滑滝の棚に潜んでいた体高のある岩魚君】

【来期なら立派な尺越えとなるでしょう!】

【一応最深部近くまで登ってみましたがこの頃は木漏れ日が綺麗でした、私としては絶景の眺めです】


こんな野暮い親爺の写真日記を最後まで見て下さりありがとうございました。


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