平成29年6月18日 【日曜日】   2017

本日のお相手は「ふぃーるどすとりーむ」yamameさんです。

予ねてより声を掛けて頂いておりましたので都合の本日同行と相成りました、それも私が考えていた往復14kmの山歩き釣行は
出だし厳しさ一杯の釣りと成りました。ただ終ってみれば存分を超えた藪沢源流釣り紀行と成ったのは安堵の一言でした。

入渓も足が痺れるほどの低水温、残雪もあちこちに見られます、今日も速乾仕様で挑むのですが私はネオプレーンソックスと水が反応してのアレルギーの為
ネオプレーンソックスを避け防水ソックスのシールスキンズを愛用しています、しかしこれが防水でも水温が直に伝わってくるためとても冷えるので
低体温症に陥り易い私にとってはまこと厳しい本日となってしまいました、やはりウエーダーを持ってくれば良かったかと!

せっかく千葉から来ているので良き釣りを味わって貰うためもほぼ先行をとってフライを投げてもらいましが超低水温の為、私の餌にしか反応しませんでした。
流石に3時間近くバイトが見られないので珈琲ブレイクをとりました、体が冷え切っているので温かい飲み物で体の回復を待ちます。
源流域の藪沢でフライを打っても思うに任せずあげくには岩魚を追い込んでしまいます、マンちゃんもこれではいけないと思い提灯釣りに釣法の転換を考えました。
痺れるほどの低水温に岩魚の食い気が立たず餌で深みから誘わなければなりませんのでこの判断は正解かと思います。

私としても後方支援で長時間釣れない釣りは見ていて身の細くなる限りです、同行ですからお互いがテンポ良くお互いが楽しく釣りに興じなければなりませんよネ。
そしてそれからは私の指示通りの仕掛け長で藪沢源流域を満喫していました、釣り人本来の笑顔が生まれだしたのと同時に勢いも感じられました。
遡行できれば釣れなくても良いなどはベテラン域の方の余裕の吐露です、殆どの方は内心意気消沈しているのです、私も辿ってきたので分かります。
それが分かっているので同行者の方には是非良き思い出を持たせてあげようといつも心に秘めていることは私の心情なのです。
当然ながらこの流れにおける一級ポイントをマンちゃんに促すこととなりますがその期待にはしっかりと応えてくれたので嬉しい限りです。

そしてマンちゃんは終盤の源流域で良き型の岩魚を幾尾も釣り上げ満足の釣りを堪能してくれていたようでした。
もちろん私にも同様に岩魚達が相手をしてくれました、当然一尾一尾に感謝の念は欠かせません。
下山も結構きついものでしたがほぼ時間通り怪我もなく車止めまで戻ることができました。

yamameさん、今回は結構学んだでしょうか、時々里川で今の倍飛ばせる工夫を試してみて下さい、お疲れさまでした。

   
【この頃のマンちゃんは全く覇気が感じられない】

   
【同じく覇気が感じられない里山源流管理人クラ親爺】

   
【どうです竿を持ち替えてからは満面の微笑みです、溜息ばかりでは岩魚も躊躇してしまいますヨ!】

   
【この子はこの棚状の袋溜めにとどまっていました!】

   
【今日一の岩魚君にニンマリのマンちゃん!】

   


 
 【源流域の可憐な草花に心を引かれ・・・】



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