平成30年5月13日 【日曜日】 2018

本日は前回先行者で潔く撤退した溪へoldflymanさんと再来訪しましたが、予報では午後から雨の筈が現着の暗いうちから降り始めました。
この林道相当な悪路でして雨で崖が崩れ車で戻れなくなることを懸念しこれまた潔く撤退と決めました、今度は来年ですネ。

そして矛先を大きく西に向け大回遊、しかも僅かに知り得た幽かな情報を頼りに新規溪への散策を慣行してきました。
既に潔く撤退したのですから「ボ」同然、釣り欲などかなぐり捨て新しい流れをこの目に焼き付けられたなら釣り人冥利の気持ちです。
そしてこの素敵な溪を数時間掛け2人で探索してきました、それはもう素晴らしいの一言でこの流れに岩魚が居てくれたなら何も言うことなしと思いました。
どん詰まりのY字では圧巻の両滝に納得の引き返し、古に有ったであろう作業道らしき痕跡をGPSで確認しながら戻るのもまた楽しく私の好きな散策です。

結果どん付き右岸の滝横に見えた湯の花の帯がこの流れに岩魚が棲息できないことを物語っておりました、左岸の滝は久々に見た三段の大滝でした。
写真では到底伝えきれませんが上段まで100m位の落差に上を目指すのも躊躇してしまいます(絶対行きませんけど)。
後の資料でこの流れに支流は数本注していているとのこと、そして唯一岩魚が棲息している支流が一本見付かりましたが後の祭りでした。

2人して笑いが出るほどこの上なく満足感に浸れた今回の散策、魚類不在と成りましたが、こんな素晴らしい流れが有ったとは不覚でした。

  
【出ないのは分かっちゃいるんですけどネ〜!】

  
【分かっちゃいるんですけどネ〜!って分かってないかも!】

  
【吐き出し口に湯の花が堆積していた右岸の滝】

    
【写真では小滝に見えますが相当な迫力と落差にたじろぎました!】

そして更に足を延ばし私が「ボ」を喰らった沢にリベンジ、ミーちゃんはしっかりと良型を得、これまた納得。
私は鉤先の反りにきずかずポッチャンの連発、最後の最後に良き岩魚に逢え満足の締めと成りました。

  
【この沢ではまず順当なミーちゃん】

  
 【やっと掛けられた瞬間です、鉤先を修正した後で幸いでした!】

   
【釣り上がってくれた岩魚さんと恒例のカーブミラー写真!】

oldflymanさん、岩魚が居ない流れであんなに清々しい気持ちで遡行できたのはお互い息が合っていたからでしょうネ。
最後に譲ってくれた落ち込みで何とか様に成りました、ありがとうございました。
今度はまた大歩きの例の溪ですが、天候を見て決めましょう、お疲れ様でした。


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