平成30年7月1日 【日曜日】 2018

昨年「太平楽な日々」管理人oldflymanさんとあそこへ行こうと予定し中止となっていた溪へ出掛けることと成りました。
何時もより一ヶ月も早くに梅雨明けが発表され、聞けばみな渇水の流れ!それでもめげず溪へいそいそと赴いてみましたが、やはり今日もあます事無く
水が引けていた、餌釣りの私はまたもや反応の薄さを竿を出す前から当然の如く案じていましたが確かにその通りでした。

ピーカンの流れを黙々と目的の渓まで遡上、いよいよの釣り開始です。
フライのミーちゃんにはそれ相応の反応があり飽きない程度に岩魚と体面を果たしております、餌の反応は厳しいですが自身決めた3尾以上は大漁なので
その辺りは何とかクリアできていました、そんなこんなで最後にミーちゃんが釣り上げまだいるでしょうと言うことで私も竿を出しました、しかし此処でドラマが!
私の竿は5.1m、仕掛け長は通常沢仕様で1.4m、藪仕様は0.7mです、今日は沢仕様なので1.4mを使用、それを落ち込みなど深みに対応する場合は竿の
1番継ぎか5番継ぎ位までを水面下に沈めて誘いをかけるのです、ミーちゃんは私が竿を挿し込んでいる所はいつも見ています、それでも釣れるのです。

話を戻します、ちょっと深みだったので1番継ぎを沈めたとたん3番継ぎまで一気引きずり込まれました、この引きは経験上尺以上なのは分かりましたが、
こんな時に限ってタモがない、良くある話です、そこでミーちゃんにキャッチを頼み先にランディングネットに入っている
岩魚の中にそれをキャッチしてもらいました、そうして取り込んでもらった岩魚は顎がしゃくれた雄の40にちょっと足りない38cmでした、
よくぞ残っていてくれたものです、ミーちゃんありがとうございました。

釣った後ミーちゃんにも言いましたが、随分な型物を釣って嬉しさが湧かないのです。
なんでこんな私に釣られてしまったのか、そして釣ってしまったのか、とにかく虚しさと嫌悪感が走りました、
長年岩魚釣りをしていますがこんな気持ちは初めてです。
きっとそこそこに岩魚が訪れてくれ、そして己の技量に見合った遡行に終始できたならもうそれで十分満足できる歳なんだろうな〜とつくずく思いました。

【苦しい思いをさせてごめんネ、とにかく生き永らえて多くの子孫を繋げてほしいと願いました、そして感謝】


今日は暑すぎて下山後2人で6本のノンアルを一気に飲み干しました、ミーちゃん、ホルモン焼きが最高でした。

oldflymanさん、これからも色々あると思いますが宜しくお願い致しますネ、お疲れ様でした。


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