令和01年9月15日 【日曜日

       本日は最強の魔天候コンビが共に群馬の幕引きに出掛けた顛末です、お相手は兵餌釣りの「ミサさん」です。
       6月に出掛けた時は土砂降りで低体温症になるやもと思ったくらいに厳しい天気でした、しかし本日はどう間違っても雨の気配は全くありません(変)。
       途中で落ち合い現地着が4時、未だ漆黒の闇、白み始めるまで朝食など摂りながら時間を潰しました。
       そしてやっと白み始めた5時頃に出立です、取り敢えず延々2時間の坂登りをしいよいよの竿出しまでは良かったのですが、
       そこから1時間は2人して鳴かず飛ばずの当たり無し、まずもってこの2人が先行者もいないのに「ボ」とは、共に顔を見合わせ失笑。
       しかしそれには確たる訳が合ったのでした、最高のポイントの深みに何やら白いものが・・・それは大型岩魚の「ワタ」でした。
       それも所々に捨ててあるのです、近々に根こそぎ族に持ち去られたようです、何か虚しさを覚えます、走りさへも見られませんでした。
       ここでお願い・・魚のワタは水中では分解しません、地上に放ち他の動物に分解(捕食)してもらいましょう。

       それでも私達は根こそぎ族を気にせず今日の目的を岩魚の棲息限界と決めこの貴重な1日を有意義に使おうと考えました。
       1時間を諦めそこから4時間掛けて邁進しました、その間私は1.5mの仕掛けを50cmに詰め、ミサちゃんも長尺から70cm
       ほどの慣れない仕掛けに変更。
       そんなスーパー提灯を駆使し2人してまた!と言うくらい顏を見合わせて歓喜するのでした、竿抜けは面白いように撓ります!

       そしていよいよの棲息限界に到達、しかし岩魚とは逞しい生き物です、もう居ないだろうと思ってもまだ湧いて出てくるのですからネ。
       そこで本日の昼食を摂り終了、厳しい怒涛の下山に臨むのでした、疲れ切った体で沢通しで2時間、山道で1時間半。
       詳細は登り2時間、釣り上がり5時間、下山3時間半、計10時間半の遠足でした、そして高速に乗り家まで1時間半、家に着くまでが遠足ですからネ。
       どうしてこんなに細かく時間を書いたのかと言うと70近い老いた釣り人が良く弱音を吐かずここまでやって来られた時間配分を刻むためです。

       全ては釣り友ミサちゃんが常に牽引し私をカバーしてくれた賜物です、下山中に呆れました「なんであんな奥まで行ってしまったのだろう」と
       それは紛れもなく釣り人だからでしょうネ!

竿出して2時間が過ぎた頃でしょうか!

私達は写真に納めて持ち帰りますが、岩魚は即放ちます!


この頃はスーパー提灯でした、しかも1号の糸!

蔭で良く分かりませんが結構良型なんです!

もはや竿の持ち方が変(笑) 持ち帰らなければいつまでも楽しめます、来期は泣き尺ですネ!

この子も良き型でしたが、こうして自分を見ると正真正銘の爺さんかと(失笑!)

ミサさん、本日はお世話になりました。


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