令和５年１０月２２日　【日曜日】　　２０２３

コロナが５類に移行されたとは言え未だ不透明な世の中が続く、ましてや感染状況は悪くなるいっぽうとなっている。
私も年齢的なことや悲喜こもごもな出来事の中、今回の清掃を一区切りと考え宇条田峠の完結を計画した。
今回はいつもの様に参加のお願いはしなかった、それは最後の押し付けみたいにしたくなかったからで、すんなりと終わりにしたかったからです。
それでも６人の有志が名乗りを上げてくれた、とても有難いことです、１５日悪天候の為に順延としたが２２日に決行となった。
有志の方々の集合写真は下段欄に載せさせて頂きました、水上、高崎、藤岡、前橋、埼玉、千葉と３県からの集合でした。

午前８時半頃に片品村役場の駐車場に皆集ってくれた、見れば山並みは薄っすらと冠雪していて、気温は４度だった！
挨拶をすませ私は役場の宿直室に出向いて片品村専用のゴミ袋やプラカードを頂いた、このカードは持ち上げたゴミを不法投棄と勘違いして通報する人を
避けるための物だ、これならばゴミを安心して持ち上げて置いておける。
そして目的の宇条田峠に向かった、此処は地元の人しか通らない塗川の幹線道路に抜ける峠道だ、先ずもって捨ててあるゴミは地元ゴミ確定となる。
途中皆で散らばりタイヤを道路上に持ち上げた、しかし膨大な熊の爆弾に足元が脅かされる、それだけ身近に熊が居ると言うことだ。
不法投棄ゴミが一番目立つ峠の頂上に車を止め各々ゴミを拾い始めた、此処は過去２回収拾している場所にも関わらず相変わらずゴミは捨てられている。
とにかく嫌な物はマルチシートだ、しかもビニールハウスの骨格に使われる鉄パイプまで一緒に捨てられている、本人の常識を疑う！

気になるのはわざわざゴミ袋に入れての不法投棄だ、ここまでして尾瀬クリーンセンターへ搬入したくないのは何故なのか分からない。
皆一生懸命に汚れながら纏め上げている、この姿を捨てた本人に見てもらいたいくらいだが、横目でせせら笑っているのが窺える、きっとそんな輩だ。
この頂きから西に３ヶ所色々なゴミを拾い纏め上げた、中には冷蔵庫もあった、大きく重い物はロープで引っ張り上げたが男勢の力はそれに勝った。
今回纏め上げたゴミの総重量は概ね３００Ｋｇと推定、捨てるものあれば拾うものありの堂々巡りはもう避けたいものです。

ほぼ昼前に完結したので村所有の東屋に向かおうとしたら何とミサちゃんの愛車の後輪の空気が抜けていた、しかしミヤちゃんのとっさの行動で無事解決した。
東屋で昼の宴となりノンアルで乾杯しここでミヤちゃん特製の肉入り野菜盛沢山の付汁蕎麦を頂いた、これが絶品で皆さんからは好評価でした、ごちそうさまでした

食べるのに夢中で肝心の宴風景を写真に撮ることも忘れてしまった、釣り談議やゴミ拾いのことなどに終始しまた機会が合ったらとの話も上がったが
取り敢えずは一区切りと考え来年の課題とした、でもこの素晴らしい仲間の皆さんとまた会えるなら・・・！

本日は本当に有り難うございました、片品村役場さんには広報に注意喚起を載せて頂くようお願いしました、お疲れ様でした。

そこかしこにある熊さんの爆弾を避け下に降りる

各々土で埋まったタイヤを道に上げる

タイヤと周辺の不法投棄ゴミ

今回間違って通報されないよう役場から配布のカード

頂上のゴミを手分けして回収、落差があるので下からは大変です

纏め上げた不法投棄ゴミ、呆れる！

一番嫌いなマルチシートを丸め捨てたもの埋まったものは掘り起こす

ハウスの鉄パイプと冷蔵庫、既に無法地帯と化している！

後列左から「小林さん」「クラ」「ミサさん」「土屋さん」 前列左から「宮前さん」「oldflymanさん」「yamameさん」